トシコロさんの日記

2021年 11月17日 11:14

仲間、例の教会にて

(Web全体に公開)

  1985年、例の教会の牧師。説教の時に「障碍者も我々の仲間として付き合うべきです」。障碍者差別禁止を訴えてのものであり、その辺の気持は判りますね。でも、思い出せば、大小一つずつおかしい点があります。小さい方から書きます。

  まず、同じ集団にいても、障碍を持つ人は健全者たちの仲間になれるのか。戦後日本の多くの身障運動家たちが「なれない」と証言しています。若い時に出会った聴障を持つ旧友も、聴障者と健聴者は仲間になれないという考え方でした。僕も疑問符を付けます。また、その教派は他にも在日韓国系や同和地区出身者への根深い差別があり、一牧師が在日韓国系の人に差別発言した事件もその後は起きています。健全者同士も、同じ教派でも教会が違うと仲間とは思わなくなるし、同じ教会でも少数の仲良しグループを作っている状態。障碍を持つ人に対しては、良くて同情。大体は無関心でした。

  もっと大きな問題は新約聖書との矛盾。イエスはただ「心を込めて神を愛せよ。己の如く、隣人を愛せよ」としか述べていない。障碍者などに対してもそうでした。また、ファリサイ派と鋭く対立しましたが、そのファリサイ派は神を棚上げして、人間同士が仲間になり、今で言う所の福祉を推進するという考え方でした。つまり、その牧師の言は後で気が付けば、ファリサイ派の思想だったわけです。意識ある一人一人が神に従い、神によって結ばれるというパウロの兄弟愛とも違うものです。おかしい。

  明治時代。国策により、日本人としての仲間意識作りを推進。その流れが当時育ち始めていた各キリスト教派にも流れ込み、仲間作りを教会でも推進。僕がたまたま行った教派はそれが顕著で、内村鑑三から厳しく批判され、ケンカに至った経緯もあります。でも、その他の教派も五十歩百歩です。第二次世界大戦中もその教派の信徒たちは徴兵されたら、進んで戦い、中国兵やアメリカ兵を積極的に殺したと聞いてもいます。単に天皇に忠誠だけでも割り切れないものがある。その信徒たちは日本人としての仲間意識を他の日本人よりも多く持ったわけですね。戦後は戦争協力の反省から、その教派は反天皇になりましたが、仲間の件の反省は至らず、仲間意識と愛を混同し続けていた。仲間意識は人間の気持ちが作るものです。あれは仲間だ、これは仲間ではないと自分たちで決め付けて。人為的なものであり、続けると無神論者みたいにもなります。そのような人たちの言う所の神は人間の姿の投影に過ぎません。まさに、ファリサイ思想ですね。

  インターネットで調べると、その教派の一牧師の少女レイプは1982年から始まっている。つまり、僕がその説教を聞いた時の裏舞台では、そのような事も行なわれていました。仲間関係は個人の意思を尊重しないから、それに性欲も絡めば、このようなことにもなります。反天皇は上べだけ。仲間意識は人間が作り出したものであり、一種の幻だと悟り、聖書に戻らなければいけなかったですが、牧師たちも、信徒たちも気が付かなかった。無教会派の人たちに説教されても、聞く耳を持たなかったわけです。

  その教派は離婚が当たり前。仲間意識と性欲が合わさったものを恋愛と誤解して、結婚して、幻に気が付き、離婚するわけです。愛のない結婚ですね。

  因みに、後年は冒頭の牧師も、レイプ事件を隠ぺいし、共犯者になっています。イエスがファリサイ派を「罪深き人たち」としたのもよく判るし、仲間主義の考えを持つこと自体が罪であり、何かの事も絡めば大罪になるのでしょう。

  尚、僕はそこに溶け込めず、早くに去った。やはり、戦後も仲間関係を求め続ける公立学校の不登校児になる例に通じるものがありました。学校関係は不得意な分野ですが、それも書いてみたいと思います。

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