石油高騰と円安により、燃料費高の関係で、これから冬はキュウリやトマトが高騰は確実。農家の人たちの苦労は察しなければならないが、冬に夏野菜を食べる必要があるのだろうか。少なくとも、日本には冬野菜も元々多いでないか。ホウレン草、小松菜、大根、カブ、春菊、白菜、キャベツ、ニンジン。他にも色々あるから、それらを食べれば良い。エコや石油温存のためにも、冬の夏野菜は極めておかしいと昔から僕は思っている。昔の殿様や王様もしなかったぜいたくであり、わがままでもあると思う。石油を飲むようなものでもある。
更に言うと、キュウリなどの夏野菜はカリウムが多く、利尿作用が強く、体を冷やすから夏は大いに食べても、冬は寒くなるだけで良くない。メロンやスイカはもっとそうだ。それに対し、ホウレン草や春菊などは鉄分が豊富で造血作用も促し、結果的に体を温めるから、冬は食べなければならない野菜である。僕の前の主治医も医者の立場からそのような話をしてくれた。ならば、反エコや以上のわがままは、結果的に自分たちの体を弱らせて、何かの病気にもさせるわけである。自業自得は科学的にも証明されると言おう。
今回の石油高騰と温室野菜直撃は我々の食について考える機会にもなっているわけである。