全生園で、たびたび話している伊藤節男無教会伝道師が「昔、権力が患者を収容・殺した」と言っていました。昔＝戦前。権力＝戦前日本政府。その通りだし、まさに今日書いた事もつながっていますね。複数の戦争とか。戦争はしなくても、戦後の日本政府もソフトな形でハンセン氏病元患者を隔離して、飼い殺しみたいにしたし。何故、ハンセン氏病を持つ人たちが狙い撃ちされたかは僕には判りませんが。戦前政府はお金のほか、徴兵という形でストレートに日本人民を支配しましたが、戦後政府はお金を通してソフトに支配しているのかもしれません。例のＧＤＰとか、その前のＧＮＰは何を根拠にデータ作っているのか。父と僕は「おかしいね」と言い合っていました。「役人の作るデータは特にあてにならない」で意見が一致していたわけです。それはともかく、「権力」は極めて難しい問題。また、崩れやすい面もあり、権力が強かったソ連政府か早く潰れたも何か関係あるのかもしれない。
日本の明治以来の権力は国家役人が作ると言われていますが、選挙後に作られる政府がどのようなものであれ、人民のための政治をして欲しいですね。