来年になると思うが、拙小説では、石油危機後のインフレでの職員ストの様子を書く。例の身障園生の手記には欠落していた父母たちのストへの怒りも書きたい。そして、島田当局は賃上げを認め、財政危機に陥る。そのため、そこを病院化させて、薬価投与で儲けるようになり、その結果、医療用麻薬などを多く園児たちに与えるようになる。それは一時的に脳性まひの身体硬直を緩和させるが、非常に体と脳に悪い。中学の時に僕も少し服用したが、頭がぼうっとして、何も判らなくなった事があり、それ以来、体調不調で硬直が激しくなった時も絶対に飲まないわけである。
しかし、薬価が高く、毒の薬を投与させないと、経営は成り立たない。放射能を撒き散らす原子力発電所を作らないとやっていけかった旧社会主義体制や、それが今も継続している資本主義社会(中国含む)と同じ構造だと今は気が付く次第です。よくは判りませんが、麻薬には放射能に通じるものもあるのかもしれませんね。大体、薬自体が毒。それを必要もないのに、普段から服用していれば、誰でも体を壊しますよ。
何も島田療育園に限らず、何かの小システムや個人の生活が気が付かない内に「現代文明の縮図」になっている事は多いかも知れない。我々も気を付けた方が良い。
また、僕が書いている小説は障碍者問題や福祉の枠には留まらないものです。さらに言うと、障碍者問題は何でしょうか。その言葉で割り切れるものではないでしょう。その言葉自体もおかしいかもしれません。