トシコロさんの日記

2020年 05月02日 14:10

少しだけ見えるコロナ後の世界

(Web全体に公開)

僕も2つだけ、見える。


  一つは世界の学校。ただでさえ不登校児童の問題が各国にあるが、「長期休校」ならば、児童・生徒は休み癖が着くわけだし、勉強が好きな子は自習の癖も着き、学校のカラキュラムに合わせた勉強は難しくなるのではないか。教える先生も、流れが変わり、教えにくくなる。長期休みの後、前の要領で教えられる先生は、まずいないだろう。

  どんな動物でも、環境の変化で習慣が変わると、例え元に戻しても、前に戻らないそうだが、人間にも当てはまるわけである。特に、子供たちは敏感。ほとんどの子供たちは不登校児童化するのではないか。それに対応するのは、地域住民も何らかの形でできる範囲で教育に参加する事ではないかと。思えば、今までは我々は子供の教育を学校に任せ過ぎていたかもしれない。

  もう一つは、政党がどの国も崩れていく事だろう。コロナ対策は実際は政党・政治家ができる事は、給付金だけ。政治家たちも、医者ではないからコロナの事などは判らないのである。それへの無力さ露呈した訳だ。また、感染対策・経済対策の根本的なものはどんな政治家でも出せないわけでもある。当然、政治不信、政党不信になってくる。複数政党制の国でも、野党に政権が変わっても同じ政策をとる事は見えている。

  政党政治は19世紀ヨーロッパで生まれた。当時のヨーロッパは市民間の立場が複雑に入り乱れたため、その階層の代表の為に政党は作られた。当時としては画期的な事だった。でも、20世紀になり、政党は組織化し、肥大化した。その流れからソ連やナチス・ドイツなどが生まれたと見ることができる。ナチスは戦争で潰れたが、共産圏は勿論、複数政党制を取る国も政党の肥大化が進み、利権とも結び付き、国民から遊離していった。日本の場合、国会議員は江戸時代の大名みたいにも国民から見られるようになった。肥大組織された政党の極端な姿のソ連共産党は、1990年に政権を失った。本当はその時に政党政治も終わったはずだが、ポスト政党の姿が見えないため、組織化された政党政治は続き、政治家たちは19世紀の幻想を求めていたのかもしれない。その議論も、各国共、対立政党の失策を叩き合うものになり、国民は更に飽きた。そして、今はコロナという厳しい現実にどこの国の政治家も向き合い、悩んでいるわけである。コロナがなくても、21世紀半ばには世界の政党政治は消滅したと僕は見ているが、コロナがそれを30年くらいは早めた面あるはずだと。

  ただし、未来が見える訳ではないし、コロナ後の政治形態については、まだ僕にも見えないが。あるいは、地域主体の直接民主制になるのかもしれない。アメリカではすでに連邦政府と州政府のコロナ対策が対立しているが、それは地域政治でなければどうにもならない問題であるし、連邦政府は弱まると。中国、ロシアとそうなるだろうし、狭い日本でさえも、中央省庁ではなく、県の力が強まるはずだと。国の形態も大国ほど、変わる。結果的に大きな軍隊も持てなくなるのかもしれない。今まで戦争が多かった理由も、政党政治や中央官僚の肥大化により、大国ほど、軍隊が持てたせいもあると思われる。

  いずれにしろ、コロナ前に世界か戻る事はあり得ないわけだから、より良い世界になる事を願う。

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