「集団免疫」を最近知った。多くの人間がかかれば、免疫が強い人が出て、ウィルスは早く駆逐される、という発想。それ故に、隔離はしない。
誰でも判るが、免疫や体力の個人差が無視されている。乳幼児、高齢者、難病患者、身障者ほど、かかりやすく、死んでいくわけだ。現に、その発想で隔離していないスウェーデンでは、患者数が３０日の時点で、２万人余。死者は２千人。人口が千万人余りなのに、すでに日本や韓国よりも多い。その対策は失敗だったと言える。
集団免疫説が正しければ、とっくの昔にハシカも、水ぼうそうも消えているよ。その考えのおかしさは素人でも判る。「体の弱い奴はコロナにかかって、死ね」というものに等しいと。「スウェーデンでは、医者が政府に甘やかされて、質が悪い」という事をかなり前に聞いたが、そのせいもあるのかな？と思う。福祉国家で知られている国でもあるが、裏もかなりありそうだ。