1917年、ポルトガルのファチマ町にマリア様が降臨し、三姉妹に3つの預言書を預けた。その後、ヴァチカンの金庫に保管され、大事にしまわれている。内、2つは、第一次世界大戦の終了やナチスの事など、すでに終わった事である。3番目は今も未公表だが、そのコピーはすでに世界に流れているし、又、これとは別に、1960年以降、世界中の人たちに、本人の信仰に関係なく、「マリア様」が姿を現し、「警告」もしている。無神論者やマルクス主義者にも現れたという。警告内容と、第3書コピーはほぼ同じだという。大まかには以下の通り。
「人々は神を信じず、祈りを放棄し、ぜいたくとお金ばかり求めている。それは大罪だが、ほとんどは気が付かない。それ故に、やがてはロシアが戒めのムチになる。それは大天罰である。以上の事を悔い改め、ぜいたくとお金追求を放棄すれば、大天罰は免れる」。
資本主義の問題を「マリア様」は痛烈に批判した訳である。でも、僕が今、気になるのは「ロシア」。今までは、国のロシアだと多くの人たちが思い、「ロシアが世界に攻め込む」と解釈した。でも、元々ロシアはそのような軍事力は持っておらず、違うのではないかと思う。ロシア人たちは迷惑したと思う。
「ロシア」の語源は、ルーシュ。僕はよくは判らないが、ラテン語か何からしい。「光」という意味である。一方、「コロナ」も光の冠。今は皆既日食の直後のあの強い光を指す言葉にもなっている。
ならば、「ロシア」と言われたものは、光という意味であり、まさに今のコロナ・ウィルスではないのか。それが資本主義発展で、「ぜいたく」から、グルメから出て、世界に素早く広まった。中国の官僚的秘密主義も合わせて、現代人の、近代のアダム・スミス以前からの資本主義・人間中心主義のおごりから出たものだろうし。その病にかかられた・病死された方たちは不幸だと思うが、マクロ的に見れば、まさに「戒めのムチ」である。恐らくは、カースト差別が続いているインドとか、シオニズムで成立したイスラエル、イスラムを利用して作った諸々の国々にも「ムチ」になるのだろう。
もっと大事な事は、コロナ地獄こそが今までの資本主義の本当の姿であったに違いない。ぜいたくなどの楽しみは本当に上べだけ。差別、エゴ、競争などが資本主義の本質だと。搾取とか、自然破壊も。かつての共産圏も資本主義の上に成り立ったものだったわけだし。
とにかく、神様を仮に信じられなくても、自分の弱さは自覚し、自分の無力を悟り、「自然のままに」生きたいものです。そうすれば、傲慢も消え、マリア様も合格点を与えるかもしれません。
コメント
Yoshi
2020年 04月18日 13:20
もしもロシアの意味がコロナのことを言っているようなら
我々は大罪を犯しているかもしれませんね
トシコロ
2020年 04月18日 16:21
>Yoshiさん
残念だが、そう言わざるを得ないかもしれない。