なんか本館的ですね

　もも様そろそろこんばんは。もちろん下手の横好きでしかないわけですが、もうずいぶん長い間、半生といってもいいくらいの歳月をこのお話のために費やしてきました。
　そんなわけで、今回は本編から遡る千年の昔、人間族が魔法文明を発展させた果てに大陸の形さえ変わるほどの大戦争へと雪崩れ落ちてゆく直前に、森の中の小国に生まれついた姫君を物語る外伝０から、こちらでも投稿してゆこうと思います。ただ千年前の雰囲気だけでも出したい余り、古文赤点だった身で無理やりな擬古調で書いたという代物ですので、どうぞそのつもりで……（汗）

半生ですか
凄いですね

　シリーズの核となる本編を書き上げたのは今から１２年前ですが、アイデアを思い付いたのはさらに１５年前に遡ることで、通勤電車の中で鉛筆とメモ帳で書き始めたものの思うように修正もできずに頭の中でひねくり回しているうちに、仕事は忙しくなるわ阪神大震災はあるわで考え続けているうちに１５年もの歳月が過ぎてゆき、細部がとことん煮詰まった頃に超小型のPDFといわれるキーボード端末を入手したため一気に書き上げることができたのです。明日に外伝０を投稿した後はその本編を連載していこうと思っています。