スリランカ・テロの犠牲者たちに哀悼の意をささげます。　　　　　
　しかし、中東問題と関係ない所でのそのようなテロが起きるとは思いませんでした。ＩＳが絡んでいるとの事。ニュージーランドのモスク・テロの報復とも聞きましたが、それだけでもないでしょう。根はＩＳに猛烈な爆撃をしたアメリカ・ロシア・イギリス・フランスへの恨みではないかと思います。それらの国々も、爆撃される人たちの心まで計算していたのか。やはり、北朝鮮の人たちがアメリカに猛烈に爆撃されて、その恨みが今も残っていますし。日本人もアメリカ軍に爆撃された恨みは日本社会の底辺に残り続けましたが、それよりも日本軍部への恨みの方が強かったから、目立たず、アメリカへのテロにならなかっただけだと。日本では、軍部が強くなる前の１９１０年ごろにデモクラシーが栄え、自由な気風も強かったから、たまたまアメリカよりも日本軍部への恨みの方が強くなっただけです。どうもアメリカなどは、日本とイラクやＩＳを混同している気がします。だから、対策を間違えている。日本向けの対策は、近代期にヨーロッパの植民地を経験した中東諸国には当てはまりません。おかしいと。
　この分では、世界のどこでもＩＳテロが起き得るわけです。起きない国は、北朝鮮くらいでしょう。