確かに、「恋愛と結婚」は誰でも大きいからね。40年前の僕は、特に脳性まひ者だけがそれらに縁が遠いと思っていたから。また、実際、結婚しても生活できるのか?という疑問もあったし。当時はまだ日本には障害基礎年金もなかったわけだし、ヘルパーもなかったからね。施設と在宅の枠を越えて、3人の身障園生と僕は問題意識を共にしていたわけだ。
相手にも自分と共通する太い問題があり、一緒に見つめられると関わり合いが成功し、友情もできるようである。逆に、共通する問題がないか、あっても軽い問題(どこに遊びに行こう、とか)の場合は、例え同じ会にいても関わり合いは成立しないか、してもムードだけに終わる。ムリして付き合うとケンカにさえもなるわけである。
S園に行ってから、それに気持ちが集中したせいか、かなり学校時代の事を忘れるように。遠足や修学旅行みたいな事しか思い出せなくなった。そんなものだろうし、仕方ないと思う。それだけ、その経験は大きかったわけである。ある福祉会で本当は光明養護学校の事を詳しく述べる予定でしたが、立ち消えになりました。後年、光明養護学校の様子を知りたがっている人に、一先生の書いたある本を送りました。詳しく話せない以上は、これで良いわけです。
もう一つ思いついた事があります。今日中に書くでしょう。