アシュターンガ・ヨーガは、現在のパワー・ヨーガの源流ともなっているヨーガです。

呼吸と共にアーサナを行います。

しかし本来はラージャ・ヨーガの修行体系を指し、このことは『ヨーガ・スートラ』第2章29節に記述されています。

現在、一般的にヨーガのシーンでアシュターンガ・ヨーガと呼ばれているものは、正式にはアシュターンガ・ヴィニヤーサ・ヨーガといいます。

ティルマライ・クリシュナマチャーリヤに教えを受けたパッタビ・ジョイスがこのヨーガの創始者です。

現在は継承者でパッタビ・ジョイスの孫であるシャラスが指導しているそう。

このヨーガの大本山とされる南インドの都市マイソールのアシュターンガ・ヨガ・リサーチ・インスティテュート (AYRI) には、世界中からこのヨーガの教えを求めて多くのヨーギーとヨーギニーが集まり、マイソールに住み込み、練習に励んでいます。