今、例の小説、先に書いたところを読み返しました。これから、スト後の職員間、園生間、両者の心の亀裂、役員たちの驚くべき財源解決策も書きます。別にマルクス主義者では僕はありませんが、経済も大切だと思います。
　しかし、極めて重度な身障者や高齢者の恋愛や結婚の解決策、本当は昭和のころもあったはず。それが闇に葬られた。悲しいです。それから、昭和では、福祉のプロでもそのようなことを無視する人たちもかなりいた。もっと悲しかった。さらには「友情も、恋愛も仲間意識が基礎」という人たちもいた。当時の僕は半信半疑でしたが、今でもそのように言う人たちには怒りも感じます。明治以来のその発想は友情も、恋愛も消すからです。結果的に愛のない人生にもなるし、特に身障者とか高齢者の恋愛や結婚も否定されるからです。