与謝野晶子が弟の戦死を案じた詩の「君死に給うことなかれ」が叩かれた日清戦争＝１８９４年あたりから日本ファシズムは始まったのだろう。その戦争は朝鮮王国内の親清派と親日派の紛争から始まった。日本ファシズムは関東大震災の社会不安で増大し、後は軍部や天皇制と結びつき、あのようになるわけだ。それは玉音放送で一度消え、朝鮮戦争でソフトな新日本ファシズムが生まれ、それは経済と結びつき、政治を腐敗、堕落させ続けていると。誰もが気が付かない。でも、戦後社会も、経済中心の価値観だったり、多くの人たちが進学、就職、恋愛と結婚と、特に１９９０年くらいまで同じ道を歩もうとしたり、元患者たちのかなりも隔離とは気が付かなかったようならい予防法があったなど、おかしかった。身障団体や福祉関係も思想や行動の画一化をメンバーに求めあったなど、これもおかしい。ファシズム社会は人民同士が画一化を求めあうから。外れると本当に映画の寅さんみたいな生き方になる。旧友にもいるし、僕もそのような面もある。
　　戦前と戦後のファシズムは性格が違うから区別は必要だが、どちらも憲法には根差していないし、ハンセン氏病関係を何故か狙い撃ちしたことも共通している、