朝日新聞に手話文化の事が書いてあった。耳の聞えない日本の人たちにとって、日本手話が第一の言語。いわゆる日本語は第二言語と考える例が多いとか。戦前は手話をろう学校で禁止され、怒っていたそうだ。
　それから、そのような人たちは自分たちを「ろう者」だと思い、障碍者とは思っていない例が多いようである。ろう者とは「手話を使う文化の人たち」の事だそうだ。例えば、僕が使っている「聴障者」という言葉も彼らには通用しない事になる。昔、付き合った一聴障の人も「ろうあ者」という言葉を使っていたのを思い出される。
　とは言え、彼らも「障害年金」を受け取っているし、法的には「障碍者」には違いない。障碍者とは何なのか。貨幣のない惑星社会や未来社会を察すると、障害年金もないわけだから、「障碍者」という言葉自体も存在しなくなることは察せられる。ということは、お金が障碍者と健全者を分けているのだろうか。．．．。わかりませんね。