昔の地方の養護学校はひどかった。ろくに勉強もせず、ムリな歩行練習ばかり。そのような出身の反養護学校運動は僕も理解できます。
　　しかし、五体満足で、教師経験のない人たちにも「養護学校は隔離・差別・選別」と述べたり、反養護学校運動していた例もありましたが、立場上おかしいし、そのような差別とは何でしょうね。
　　今はパラリンピックですが、その論理では、それも差別であり、否定される。身障や盲人選手たちもオリンピックで健全者と一緒に競技させる事にもなりかねない。変ですよ。漫画みたいにもなってくる。差別＝分ける事でもないようです。それこそ、今の文明価値観にも根差す巨大な問題です。
　　オリンピックに身障や盲人選手を参加させたら、どうなるのでしょうね。どうにもなりませんよ。同情されるだけの結果になることは見えている。車イス・スピード競技はどうなるのでしょうか。
　　因みに、昔の光明養護学校では、体育の時は歩ける子と歩けない子を分けて、サッカーやバスケットしていましたが、誰も差別だと言いませんでした。パラリンピックも細かく障碍程度で分けられていますね。分ける事は差別ではありませんね。