「推背図」という７世紀初めに作られた中国の予言書があり、社会が不安定になっているため、東アジアでは今注目されている。何分、７世紀初めの学識深い陰陽学者二人が易占ではるか未来の中国や世界を見通したとか。唐朝の興亡。モンゴル帝国。明や清。辛亥革命。日中戦争。共産革命などが当たっているとか。それにより、近未来の事を知ろうとかなりの人たちが試みているとか。大体はろくな事は述べていない。ここでは書かない。また、７世紀の人が今後の事が見通せていたかも疑問に思う。でも、「ＴＡＫＡ」を名乗る女性解釈家が明るい解釈をしている。
　「今から遠くない将来、光華の世界になる。一人一人の生存価値が尊重され、一人はみんなのために、みんなは一人のために尽くすようになり、差別は消える。貧民も、戦争もなくなる。平和になり、動物の命さえも尊重されるようになる。これで歴史は終わる」そうだ。そこから福祉も非常に良くなる事が判る。フェイスブックで付き合っている人の中にも未来が予知できる人が二人いるが、彼らも大体同じ事を予言されている。
　何年にそうなるかは解釈できていないようだが、予言では例えば２１００年かもしれない。僕も、これを見ている人たちも他界している時ですね。でも、以下が大切な事ですが、予言書では２１００年にそうなると書かれてあっても、人々が死を自覚して、自分の弱さにまず気が付き、次いで、全ての人たちも同様で弱い存在である事に気が付き、弱さの連帯をしていけば、その連帯は地域や国さえも越えて、世界全部に素早く広がり、資本主義も越える、愛の文明が今すぐにもできるわけです。予言にある「未来」という言葉に良いことはこだわる必要はない。今すぐにも作れば良い。逆に、戦争などの悪い予言はエゴの愚かさを悟り、避けるようにすればよい。
　易も、占星術も元々は自然科学や哲学でした。それゆえ、雨がふれば傘をさすように、個人にしろ、社会にしろ、困った時の対応策を探るのが目的でした。「戦争が予言されているからあきらめる」みたいな運命論は実に愚かなことですよね。皆様も弱さの連帯をして、今すぐにも「光華＝共生社会」に世界を変えていきましょう。