確かに、今回の日本の厚生労働省のウィルス検査体制は遅かったようです。9日夜のTBSの2時間以上のコロナ番組では、その事も取り上げられていましたね。困ったものだと思いました。
とは言え、僕は今のウィルス検査も余り当てにならないとも見ています。科学史から見れば、まだ始まったばかりだから。誰でも判る事ですが、コロナでもウィルス数が一定以下ならば、「陰性」と今の科学では出るわけです。各国に「陰性と出た人からも感染した」例があるのも、その為です。検査が正確ならば、麻疹や水ぼうそうはすでに消滅しているわけだし。実際の感染者数は物凄く多いに違いないでしょう。それこそ、正確な感染者数はドラエモンに頼まない限りは出せません。
ワクチンや治療薬ができて、致死率はやがては下がる訳ですが、撲滅はムリです。そのウィルスとの共生にどうしてもなると。以上の番組でも指摘されていたし。社会のあらゆる所で、生活や行動が見直される。ITの役割も増えます。昔、ペストからヨーロッパの歴史が大きく変わったように、今回も歴史が大きく変わる。ITは更に進歩します。例えば、通勤地獄の問題などの解決などにもつながるかもしれないし、「三密」がダメならば、逆に多くの人達が連帯するようになると思います。そうしないと、社会は成立せず、恐ろしい事になるから。思えば、今までの会社、各団体、学校、福祉関係などはずっと「三密」であり、それが悪かったかもしれない。仲間間は非常に仲良くなり、外部には無関心。それが多くの弊害を産んだと。各国の役所の秘密主義とか、日本の東芝などの企業腐敗とか。ケネディ暗殺も何かの組織の秘密主義が根にあったと聞いていますし。それらも消えていき、学校や福祉関係も結果的に良くなるかもしれない。
とにかく、コロナに関係なく、「三密」は変でしたよ。
(若い時に僕が所属した諸々の福祉会や身障会も「三密」の話し合いで内向きにもなり、理屈ばかりこねるようになり、潰れた。教会関係も。雪印や東芝もそうだったようだ。
ならば、各国の省庁も元々そうなのではないか。皆様、考えてみて下さい。)