名画や音楽の話も大切ですね。ホモ・サピエンスなる者が人間になる由縁だから。江戸時代の日本にも浮世絵という名画がたくさんありました。でも、明治期に日本人たちは評価しなくなった。戦後も続いています。それはおかしいです。来週は浮世絵の一つをダウンロードして、紹介します。お楽しみに。
僕が所属していた複数の会を思い出しても名画や音楽の話はほとんど出なかったように記憶しています。福祉なら福祉、教育なら教育、神学なら神学だけにのめり込むように話をして。でも、それらは人間、構成員の人格のごく一部にしか過ぎません。「睡蓮の絵が好き」とか「ショパンのポロネーズが好き」みたいな事も大事な人格の一部だし、それを周囲に述べる事も自己主張だと思うわけです。
更には、知的障碍者たちの多くは絵や工作に一生懸命に取り組んています。ダウン症の人達は音感豊かな例が多いとよく聞きます。つまり、名画や音楽も福祉と不可分だと今の僕は気が付いています。
とにかく、「睡蓮」の話をしてよかったと思います。