トシコロさんの日記

2019年 02月20日 10:27

笹川関係レポート

(Web全体に公開)

 笹川良一、ムッソリーニ、啓蒙運動.(旧友への手紙用にかいたもの)

 まず、戦後の福祉関係のかなりにも絡み、献金だけでなく、諸々の福祉団体を作り、その福祉理念の核にもなっている笹川良一をインターネットで検索した。
 昭和10年代。ムッソリーニ思想に傾倒した。日本の軍国ファシズムには反対した。戦後、ムッソリーニに傾倒した点をGHQに指摘され、目を付けられたが、間もなく、アメリカ自体が反共になったため、赦免され、笹川はムッソリーニ思想の日本版普及に尽力した。あと、競馬などの経営をし、大金を稼ぎ、それを笹川思想普及と福祉関係寄付にあてた。
 ここでムッソリーニ思想の核を述べる。資本主義、マルクス主義の両方に反対し、市民○○による社会変革を目指す考え方である。「○○」の所は日本語には「連帯」という言葉が当てはめられている。でも、僕は誤訳臭いと見ている。羽仁進氏の説によると、連帯とは「弱者間の共感」が根にある言葉だそうである。確かに、新旧聖書、歎異抄とそうだし、マルクスの説いた「労働者の連帯」も聖書の流れから来ている。でも、ムッソリーニは弱者思想は否定。人間は強者でなければならないという考え方である。日本語に合う言葉は強いて言えば、四文字だが、「仲間意識」になる。(市民運動、労働運動、障碍者運動と「弱者の連帯」が基盤。それと同じ言葉をムッソリーニ思想に当てはめたら、いけないと思う。連帯と仲間意識は違うわけである)。
 そして、大体、笹川の影響を受けた福祉団体は「仲間意識」を核にする。そして、ボランティア活動などで見た事を世間に伝える啓蒙活動をする。そうすれば、「社会変革になる」と説いている。ところが、「弱者の連帯」を核にするキリスト教関係、労組、左翼関係、身障運動とは非常に合わない。出会うと、最初は違いが判らないが、次第に何かにつけて対立し、大ゲンカにもなる。その通り。笹川はそのような事を通して、左翼と労組の壊滅を狙っていたわけだから。恐ろしい事である。
 また、「啓蒙運動」。それも重大な欠陥がある。世間に啓蒙するわけだが、「啓蒙する側とされる側」の立場の違いがくっきり出て、共に生きられないわけだから。更に、啓蒙する側は世間に「教えてあげる」。殿様みたいな態度であり、そのような事をやり続けると傲慢になり、何もできなくなる。孤立するだけである。啓蒙者同士も、弱者の連帯はないから、ささいな違いから大ゲンカになりやすい。今の僕は全ての啓蒙運動に反対である。
 困った奴はいくらでも世間にいるが、以上もその一つである。「人類皆兄弟」とも唱えているため、右翼とも違うと僕は見ているが。又、「皆兄弟」からキリスト教との見分けも付かず、そのまま笹川思想に傾倒する日本人クリスチャンも多いわけで、それも問題である。

                                 以上.

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