先日、独ソ戦のスターリングラードの様子のＴＶ映画を録画して、見ました。ロシア側の兵士たちの様子も再現されていましたが、ソ連では否定されたはずの「祈り」が沢山出てきた。何だろうと思った。自分や人間の力ではどうする事もできなくなった時に「祈り」になるのでしょう。ユングは「祈りは深層心理に働きかけ、物事を実現させるものだ」という説を唱えていますし。また、そのソ連の末裔の指導者の一人のブレジネフ書記長も外交で「祈る」という言葉を多く使い、若い時の僕は変に思っていたわけです。マルクス主義者にも祈りはあるのでしょうか。