もう
すでに日本は独裁国家になっています。
技能実習生の死亡事案一覧を示して
「首相の総括を答えよ」と質問しても
法務大臣が出て
「法案が通ったら生かします」
と答える。
安倍総理が次に出たら
「細かいことは答えられない」
と笑いながら言う。
国会に出されたデータが間違っていても
それがバレても
無視して強行採決。
安倍総理のゆとりの表情は
国会多数も大手メディアも握っている
という自信なのでしょう。
小選挙区制なので
自民の全有権者に対する得票率(2017総選挙)は
たった25%です。
国民の支持がなく
野党の意見は無視して
「国会の審議なしに
首相が勝手にいろいろ決められる」
という法律を強行採決する。
これは
独裁国家と名乗って良いと思います。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181209-00180667...
入管法強行採決前日、技能実習生の死亡について、安倍首相は「知らない」と笑顔で言った(抜粋)
12/9(日) 8:40配信 ハーバービジネスオンライン
2018年12月7日深夜~翌日未明にかけて、実質的な移民政策である入管法(出入国管理法改正案)が参議院で強行採決された。技能実習生が2015~17年の3年間だけで実に69名も死亡(実習中の事故12名、自殺6名、殺害4名を含む)したという衝撃の事実が明るみに出たが、死亡原因の詳細は明らかにされないまま、法案が成立してしまった。
◆総理を指名しても出てくるのは山下法相
山下大臣は「前提が大事なので回答よりも先にお伝えしたい」という趣旨の答弁を頻繁に行うが、その前提は質問の回答にはさして関係がないことが多い。今回もそうであった。
有田議員の質問:69名死亡の「総理」の総括
山下大臣の答弁:69名死亡の「法相」の総括
この山下大臣の答弁中、有田議員は「総理に聞いているんです!」と何度も大声で抗議したが、山下法務大臣は完全に無視して一方的に答弁をまくし立てた。さらに、山下大臣は口をマイクに密着させて発言することで自らの声を大きく拾わせ、有田議員の抗議の声は中継映像に入らないように画策していたと見受けられる。
◆「資料を初めて見たから答えようがない」と言い切った総理
この際、すぐに野党議員たちも質問に答えるように一斉に抗議の声をあげて議場は騒然となる。しかし、総理はこの抗議の声を逆手にとって、典型的な不誠実答弁を披露する。
「すいません委員長、ちょっと、外がですね、うるさくて、あの・・、えっ、よろしいでしょうか。こういう、こういう質疑はですね、なるべく静かな、え、環境の中で、しっかりと議論するべきであってですね、委員外の方が大きな声で野次を飛ばすという、そういう事はなるべくやめて頂きたいなぁと思うわけで、えー、ございます。」
自分に非があるのに相手に責任転嫁するような発言を行い、そこだけ切り取った映像がテレビで流されることで相手の印象を悪くする。言ったもの勝ちの印象操作である。
69名が死亡しているという事実を踏まえて、どのように総括するのかを尋ねているのに、あたかも詳細な死亡理由を尋ねられているかのように答えているのだ。
有田議員の質問:69名死亡の「総括」
安倍総理の答弁:69名死亡の「詳細」
さらに、「有田議員が急に示した」と総理が言った資料(69名の死亡事案一覧)は、法務省が作成して提示してきたものである。しかも当日午前の質疑(安倍総理は不在だったが、山下法相は出席)でも有田議員はこの資料について質問しているため、総理の認識不足と言わざるを得ない。
ただし、翌日には法案が成立する見込みの中、これから「調査に着手」では遅すぎる。そもそも、「法案を通して頂ければ、省令等で対応」というのは、国会軽視も甚だしく、白紙委任を強要しているようなものであり、こうした表現には総理の本音が透けて見えるように感じられる。
◆人が死んだという事実についてヘラヘラ笑いながら答える異常
再び前提を説明し始めた山下法相。答弁を求めた本人ではない上、論点を以下のようにすり替えており、赤信号。
有田議員の質問:実態を把握してないことの総理大臣の総括
山下法相の答弁:実態を公開できない理由
続いて、安倍総理が答弁する。
有田議員の質問:実態を把握してないことの総理大臣の総括
安倍総理の答弁:死亡理由の詳細
有田議員は質問の際に「具体的なことを聞いてんじゃない」と念押ししたにも関わらず、「どういう結果そうなったか」などにすり替えている。
さらに、質問中に何度も例に挙がっていた溺死者の人数が誤っており(正:7名、誤:3名)、認識不足とも言える。
有田議員の質問:実態を把握してないことの総理大臣の総括
安倍総理の答弁:新制度の概要
その中身は、出入国在留管理庁など新たな制度の宣伝に終始している。
結局、69名もの若い技能実習生が死亡し、しかもその実態を把握できていない事実について、安倍総理から具体的な回答はないまま質疑は終了した。
そして、この質疑の翌日(7日)深夜から翌々日(8日)未明にかけて、入管法は与党の賛成多数で可決、成立した。審議時間は約35時間と重要法案としては短い上、審議では議論どころか会話が成立していない場面があるような状況だったにも関わらず、だ。
外国人労働者の人権のみならず、日本の労働者、あるいは国のあり方にまで関わる法案が、一部の財界人の要求に応じるためだけに、拙速に、かつこのような不誠実な答弁で行われたことについて、有権者は決して忘れてはならないだろう。
<文・図版・動画作成/犬飼淳 TwitterID/@jun21101016>
コメント
おさる
2018年 12月10日 10:28
ただね
死亡率から考えると
自殺 病死 等々
日本人20代の死亡率と大差ない^^;
もっさん
2018年 12月10日 10:50
メディアの情報を操作されてしまっては
何を信じたらいいのかわかりませんね。
日本に明るい未来はあるのでしょうか??
Yoshi
2018年 12月10日 14:25
日本は借金まみれなので
日本で稼いだお金は外国に持ち出さないでほしいです~
しっかし同じ環境で働く日本人って強いと考えてもいいのかな?
える=^^=
2018年 12月11日 11:58
えるちゃんは毒債国家だと思ってるけどね=^^=
そしてえるちゃんは小選挙区もそろそろ止めるべきだと思ってる。
都道府県単位で1つの選挙区にして、有権者数にあわせた人数を決めればいいと思うし、1票の重さを重視して人数を決めるにもそのほうがまだ調整しやすいと思うし、北海道だけは大きすぎするから明治時代の県の統廃合の時を目安に分けてもいいと思うけどね(=^‥^=)ノ にゃー
kinchan2008
2018年 12月11日 19:14
>おさるさん
コメントありがとうございます。
おっしゃることも一理ありますが
それを言わないで
質問を無視するのは
後ろ暗いことがあるから
と勘ぐられても
仕方ない気がいたします。
「論議せず結論は変えない」
というところに大きな不安を感じています。
kinchan2008
2018年 12月11日 19:15
>もっさんさん
このままでは
庶民にとっては「良くなる」要素がないと見ています。
やはり
政権を変えるということではないでしょうか。
kinchan2008
2018年 12月11日 19:18
>Yoshiさん
同じように感じている方も
きっとたくさんいる
のでしょう。
どんな結論になっても
多様な意見をぶつけて検討する手続きは
重要だと思います。
kinchan2008
2018年 12月11日 19:20
>える=^^=さん
時の権力者が都合の良いルールを持ち込むことは
昔からありましたが
それを少なくして
「話し合いで決める」という方向に
人類は進歩してきたはずです。
安倍政権は
その逆コースを行っていますが
小選挙区制に大きな問題があることは
まったく同感です。