慣れないことをすると、妙なことが発生する。
すごくアナログチックに通販を申し込んだ。

パソコンを初めて通販で買ってみた。
メーカーの直販サイトのフリーダイヤルに固定電話から通話開始。
いろいろと説明を聞きながら、申し込める利点がある。

順調にノートパソコンの注文完了。
当方はクレジットカードで支払うつもりである。
電話だと、どのようにカード番号を処理させられるのか？

オッと、カード番号をプッシュして、最後は「＃」マーク。
さらにセキュリティコードを入力する順序だて。

これについても滞りなく終了。時間にして１５時４０分ごろ。
機嫌よく固定電話を切った。

確認で、メーカーサイトにアクセスしてみれば、
きちんと注文履歴は残っていた。

今度は当方のメールアドレス。
メーカーからの自動メールが到着している。

次にフリーダイヤルを受けてくれた担当者からの確認メールが到着した。
ここまでは順調だった。

で、４０分後にイレギュラー発生！
カード会社からのメールというもの（≒フィッシングメール？）
発信者名は＜Ｖｐａｓｓ＞
メール内容として、要約すれば以下の通り。

「あなたは通販をしたが、不正な操作があった模様。
　よってインターネットによるカード使用を禁止する。
　これを解除したければ、以下のサイトをクリックして手続きしろと」

そしてカード番号が記載されている
最初の４ケタだけ、普通の数字。
それ以降はアスターリスクマークで隠されている。

その４ケタの数字が当方のカード番号と一致していた。

この時点で、１００％フィッシングメールというのがグラついてくる。
とはいえ、妙なクリックなど、するべきではない。

ということで、今度はカード会社へ連絡してみる。
まずは０５７０のナビダイヤルで始まる電話番号にかけた。
ただし、混んでいる。妙に電話料金を取られるだけ。

しかたなく、今度は０３で始まるコールセンターへの連絡。
履歴を見れば、当方によるパソコンメーカーとの取引は無事終了しているとのこと。

やっぱり、先のメールはフィッシングですねと言えば、その通りとのこと。

ただし、不信感は１００％晴れていない。

夜になって、カード会社の紛失・盗難専門のコールセンターにかけてみた。
ちなみにこちらはフリーダイヤル。一年中、２４時間受け付けてくれる。

余談ながら、オペレーターと会話するまで２０分。
世間では、これくらい！カードの紛失・盗難・スキミングが起きているのか？

盗難専門係のオペレータさんはいろいろと調べてくれた。
当該カード会社の調査係からは当方のメールアドレスに何のメールも送っていないとのこと。

さらにカード番号については、
最初の４ケタの数字は「パターン化」されているので、たまたま合致することがあるとか。

他に高い買い物をして数十分後にフィッシングが送られてきたことは偶然の時間一致だろうと。
それでも当方が不信感を持つならば、無料でカード番号を替えますとのこと。

まぁ、何はともあれ、慣れない高価な買い物。いろいろと発生するなと達観。
まさしく渡る世間は鬼ばかり！である。