８０年前後。僕の入っていたＶＹＳと高大生会。前者はろう（聴障）を持つ、後者は精神障碍とてんかんの重複を持つ一人を追い出したといわれている。どちらも追い出していないね。そのようなことを言えるだけ、会とか仲間関係は実体がないから。関りとか交友はすべて個人レベル。そこまでだれも関わっていない。友人になるなら、会から離れて、個人と個人にならないといけない。すべての人たちに言えること。この２つの会員は交友の仕方について忘れていた。その頃の僕の場合、個人レベル付き合いの島田療育園の人たちとか、全生園の伊藤まつさん、小中学の同級生で難病で早く他界したＳ君の方が縁は深くなった。
　その後に行った教会関係はもっと仲間関係にこだわり、一時は僕も身障者として広告塔に利用されかけた。ネットで見ると、牧師たちのレイプが明らかになり、特に女性たちから教会から離れている。つぶれた教会もある。明治から仲間関係を重んじた教派だが、そこからも仲間関係はおろかな幻と思うのだ。
　今の僕は、小説の光源氏やジュリアン・ソレルとも違い、口説かなくても次々と女性たちから求愛され、恋人が何人もできている。特に、フェイスブックは個人レベルの交友ができるためもあろう。また、若い時にそのよう関係ができなかった一因も、個人レベルの交友が欠けていた面もあったはずだ。恋愛は魂から来るなら、魂の触れ合いも個人レベルだし。
　いろいろ思います。