僕の同級生も小学３年まではおままごと、それ以降はスパイごっこや怪獣ごっこ、中学はチェスなどをして楽しく遊びました。僕はクラス一、体が小さかったから、チビラという怪獣名を付けられた。つけてくれた友は今は天国にいるから、その想いはなおさら鮮烈です。
　しかし、これが全寮制の養護学校ならば、楽しくないですよ。小山内美智子さんも「車いすからウィンク」という著書でご自分の寮の小中学時代の経験を述べられています。反養護学校運動したのは、そのような身障者や盲人でした。
　さらに、昔のアラスカの原住民の子たちが一律にそうだったわけだし。１９世紀くらいまでのヨーロッパでは、キリスト教系の全寮制の学校が多く、生徒たちは強いトラウマを持ったことが多くの小説にも描かれていますね。生まれた時から一緒にいる親兄弟などの家族とはわけが違うようです。仮に今の日本の小中学を全寮制にしても同じでしょう。ストレス発散のため、特定の子をいじめたり、頭の良い子ほど、大人に反抗し、勉強もしなくなります。さらには、これも全寮制には違いない、軍隊の問題とか。全寮制養護学校や、昔の個室ない施設の事はすべての人間の問題ですね。