恋愛の時の沈黙は特に初恋や二度目、三度目くらいの恋に多いようです。要するに、自分の恋する気持ちで心がいっぱいになり、何も考えられないから、相手に話す言葉も浮かばないという。かなり経験すると、相手の気持ちをかなり察することができるようになり、自分や相手、社会の事も話せる・書けるようにもなるという。小説や随筆を書く人は、文を書く練習にもなります。沈黙不安はなく、いくらでも愛を深められる自信もあるから、変に結婚急ぐ気持ちもない。愛を楽しむと。
以上の変化は年齢とは関係ないわけです。10代でも経験多ければ以上にもなる。島崎藤村がそうでした。大作家にもなったわけです。90歳の初恋ならば、これも書いた通り。
高齢者の恋愛と結婚のことは非常に複雑なものがありそうです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最初は葛藤などが生じても、恋愛は相手を思いやれるようになれば、本人は非常に心が成長するわけです。高齢恋愛も同じでしょう。恋愛の目的についてはだれも判らないと思いますが、例えば、おせっかい的なボランティアして高齢者や障碍者とケンカするよりもマシですね。昔の福祉関係でもそのようなことをよく聞きました。そのほか、たとえ相手を思いやれない段階でも、気持ちが明るくなる。して損なんかはないわけです。恋愛の価値を見直す必要があると。万葉集には恋愛の歌がいくらでもありますね。高尚な事です。