介護労働者のスト権は禁止されていないから、確率は低くても、今の日本でも介護ストが起きる可能性はある。その場合、利用者の反応は二分されるはず。経済理解がある人とない人に。どちらも非常に困るが、経済のことがわかる人たちは「介護士さんたちも生活が苦しいのだから」と思い、一緒に政治家にその賃上げをお願いしたり、資本主義に代わる経済システムを社会に求めたりもすると思う。これに対し、経済のことがわからない人たちは単に裏切られたと思い、激怒や恨む。(利用者の人格や優しさには関係なく)。
僕が行った時の島田は身障園生は仲が悪く、特に対職員にはその人権を考慮する者と、単に差別者だと憎む者もいて、両者はケンカばかりしていたが、前者は経済の事が理解でき、後者は判らない人だった。ストの時、前者は職員の生活の事に理解したと自らの手記に書いてあったが、後者は経済感覚はなかった。その相違で、ストで見方が分かれ、亀裂にもなったと。そのように考えると、ケンカも理解できる。
例えば、アインシュタインも経済感覚はなかったらしいが、知能は高くても経済が判らない人たちは世界にかなりいるが、そのような人たちは介護ストの事も判らないわけである。
勿論、介護ストが起きるような経済混乱は繰り返してはならないわけです。これが一番大事。FBで付き合っている国会議員さんたちにも訴えて、以上をお読みいただくわけです。