プライバシーがあるから詳しくは話せませんが、ある若いシングルママさんから「お金がなくて親子食えない」とメールで言われました。でも、お金ではないですね。「安い価格の配食サービス」がその親子には必要。
「配食サービスを受ければいい」と僕は返信。
そのママさんも働いているから、まともな料理は作れません。例えば、カレーを作れば、一週間カレーだけを食べるようになり、母子共に栄養失調になり、病気になるわけです。その人は外国系の人てすが、日本人にもそのようなママさんは多い。更には、在宅高齢者や身障者は勿論、既婚・独身の別なく、そのような例が多いわけです。主婦も働く時代だし。国籍や障害の有無は関係ないと。全ての人たちの問題。
お金はあっても餓死した事のニュースもコロナ前にありましたね。「お金は食えないじゃないか」という落語やコメディみたいな事にもなるわけです。
映画の鹿野氏の食事は、近所の主婦たちが家事の延長で作ってくれたと聞いた事があります。でも、今はそのような事はできないわけです。僕は夕食は宅配弁当、朝と昼は料理の得意なヘルパーさんが一週間まとめて作ってくれたものや、冷凍餃子やシュウマイを食べています。あと、売られている茶わん蒸しとか。栄養失調にならずに済んでいるわけです。宅配弁当システムが今はあって良かった。
とにかく、その親子に対しての祈りは「まず、食べてくれ」。それだけだし、そこからすべてが始まる気がします。そのような例は多いですが、プライバシーの問題もあり、広まりにくい。僕も書きにくいわけです。昔の島田とも違う性質の難しい問題です。知っただけ、今の僕はいいかもしれない。