トシコロさんの日記

2021年 04月05日 11:51

愛は内向きになると消えるようですね

(Web全体に公開)

  岸見一郎著「これからの哲学入門」には、離婚などの理由として、「愛する努力をしなくなるから」とあるが、それだけだろうか。愛の努力をしながらもケンカや離婚になった人達は世界的に多い。岸見一郎は結婚制度の問題は述べていない。


  一方、新約聖書を読むとイエスは「私は親と子、兄と弟を引き離しに来た」と述べ、神に至る全人類に至る広い愛を持てと書かれてある。旧約にも広い愛を至る所で。隣人愛も、現代に持ってくると隣国、従って、外国人や異民族の人への愛とも読み取れるし。シャカも広辺無大な慈愛を説いた。

  どうも愛は外に向かわないと成立しないものらしい。内向きになると、欠点ばかり見えること以上に、愛は弱まり、消滅していく面があるようだ。かなり前、新聞にアメリカの心理学者の話として「恋愛感情は3年しか続かない」とあったが、それも内向きになるからではないか。特に結婚後は。制度的に言っても、結婚は夫婦が内向きになる事を強いられる面があるから。僕の知っている離婚例の全てに当てはまる。離婚しなくても、冷たい関係になるのも。恋愛だけでも、内向きになれば、縁も切れていくわけである。セックスは人をつながない。

  何も男女の関係だけでもない。僕の見た福祉会、身障会、教会関係と全部言えた。いつの間にか、内向きな仲間関係になり、社会には無関心、仲間にも冷たくなり、寂しく潰れたり、ケンカ別れもしていった。中には「家庭的な所がウチの良い所だ」と役員や牧師が自慢していた所もあったが、とんでもない事だった。家庭的=内向きだからた。そのどこが良いのだろうか。判らない。


  島田療育園は最初は外向きだったが、1973年に始まった石油危機の経済混乱で職員ストから内向きになり、自滅していった。僕の付き合った3人の身障園生はいずれも内向きを非常に嫌った。経験的に、内向きの冷たさを知っていたようだ。だから、僕とも政治の話もできて、付き合えた面もある。

  僕の世代の身障者たちは施設アレルギーが強い例が多いが、その理由の一つも昔の施設の持つ内向きな所だと思う。でも、皮肉な事に、そのような人たちが集まって身障会を作ると内向きになり、自分たちの嫌う昔の施設のような内向きな関係になるわけである。続くわけもなかった。社会変革を目指した新左翼も次第に内向きになり、1972年には赤軍派は内ゲバで自滅もしていた。因みに、彼らも結婚制度は反対しなかったようだが、今は崩れている。かつての新左翼よりも今の世間の方が急進的になっている気がしてならないわけだが。

  因みに、今は資本主義と結婚制度の崩壊期だが、まだ新しい経済制度や男女の在り方が見えないから、世界的に混乱しているわけである。いつまで混乱は続くのだろうか...。

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