トシコロ

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トシコロさんの日記

2020年 10月06日 11:16

結婚運動

(Web全体に公開)

高齢者の恋愛・結婚の問題はこれから展開がある事かもしれません。恋愛感情の事は誰にでも理解できますが、当事者のどのくらいが、真に結婚を望んでいるのか、また、「結婚」という事をどのように見ているか?が問題のカギの一種でしょう。もしも、本当に結婚を望む高齢者が日本に増えれば、その社会運動が起きますね。財産問題、相続などの法改正も起き得ます。


結婚に関する社会運動を僕は二つ知っています。一つは、戦後のハンセン氏病療養所。もう一つは、1980年代の札幌市の身障者の結婚推進運動。

内、ハンセン氏病療養所ですが、戦前は個室もない状態でした。戦後、次第に個室化され、元患者同士で恋愛する例も非常に増え、結婚希望する例も多くなった。それゆえ、「夫婦室も作ってくれ」と元患者たちは国に対して運動しました。例の「ライ予防法」が施行された後だったので、「結婚するに当たり、男性は断種手術を受けること」という、不当とも思える条件は付きましたが、夫婦室は作られ、夫婦に喜んでなる元患者さんも増え、その後は、男性元患者と、療養所に勤務するナースの夫婦もかなりできたと、複数の元患者さんから誇らしげに聞かされました。(女性元患者と、男性職員の夫婦は誕生したのでしょうか。僕も聞き忘れました。ないのならば、日本に根強くある女性差別も絡んでいると思いますが)。

1980年代の札幌のその運動は、クリスチャンや神学生の友人から聞いています。かなり活発な運動だったし、相当身体重度な身障者と、サポートする異性ボランティアとの結婚も多く生まれました。アパートに住み、障害基礎年金で暮らす生活。後、工作が好きな人は、福祉作業所にも通う。旅行で東京に来たその筋ジストロフィー症を持つS氏からも1987年に話を聞いた事があります。当時のS氏は体がかなり弱っていましたが、婚約者はいて、その翌年くらいに結婚しました。今のS氏は、天国にいますが。90年代以降は、離婚も増え、行き詰まったかもしれませんが、それまで世間から無視されていた身障者の結婚問題を公にして、社会運動化した面は高く評価すべきだと思います。強いて言えば、彼らも結婚の持っ固定観念=同じ家に住むにとらわれていた。固定観念も外して、多様な結婚を模索すれば、寝たきり身障者たちも結婚可能になったし、90年以降の離婚多発も防ぐことができたかもしれませんが、そこは当時の時代状況ゆえに仕方なく、減点材料にはならないと思います。                                                 以上の2つの運動は素晴らしいと思います。

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