石原慎太郎は「ＡＬＳは業病」と発言。ＡＬＳにしろ、業病にしろ、病気や意味を知っての発言かね。というのも、以前に「中国人の遺伝子」と発言があったが、当時はすでに全人類の遺伝子はほぼ１００％共通で、民族ゃ人種、宗教による遺伝子の相違はない事が科学的に確認されていたから。例えば、ホロコーストの一因になった民族の遺伝子説は本当に１９４５年以前の古いものだったから。科学の不勉強ぶりを自らさらけ出した形だったし、彼を支持した多くの有権者たちも同様にもなってくる。
　その遺伝子はナチスが利用した時は物証はなく、仮説に過ぎなかったわけですが、９０年代から電子顕微鏡の発達で次々と物証的に確認され、遺伝子病とそうではないものが分けられました。医者に聞けばわかりますが、ＡＬＳは遺伝子が原因とＴＶで聞いた事があります。ならば、遺伝子手術ができるようになれば、治療もできるようになるわけです。
　因みに、差別も人の業ならば、ハンセン氏病やコロナ患者を差別する事こそが「業病」でしょう。精神病とも違う、人間のどうにもならない病気。そっちが問題です。処方箋は「徹底した反省」ですね。皆様、一緒に反省しましょう。