例の教派を選んだ理由の一つです。それと縁ができたのが８２年。すでに僕は言葉は人をつながない事をよく知っていました。そこにその教派の人達が接近。「口先だけでは仕方ないね」と言いあったものです。彼らの中には「プロテスタント系は言葉ばかり。だから、人をつながず、バラバラになる。アメリカはひどい」と言っている者もいた。かと言って、何が人をつなぐか、判らない人たちが多かった。だから、尚更、僕は惹かれました。
　　その時の宿題、僕は答えられたようです。「心」だと。その教派は話している通り、牧師レイプ事件で挫折。でも、僕はそこを選んでよかったわけです。
　　因みに、「言葉はつながない」と早くに気が付いたのは、僕の経験の他、聴障のＫ君や、精神障碍を持つＸ君との交友もあったと思います。彼らは無言で答えを教えてくれていました。