トシコロさんの日記

2020年 05月18日 11:59

現代中国社会に「命」尊重の思想はあるだろうか?

(Web全体に公開)

勿論、個人レベルで言えば、命を尊重する考え方の人達は現代中国にもたくさんいる。でも、マクロ的に見ると、その社会の潮流としては命尊重は乏しく、それよりもお金とご馳走を尊重する気風に見えて仕方ない。命尊重する人たちは中国社会では今は孤立しているようにも見える。コロナの前は、中国各地で経済追及のため、資本家が労働者を低賃金で搾取したり、大気汚染や水汚染が多発し、多くの人や動植物が殺される・病気になった事が日本のTVでも報道されている。因みに、マルクスは労働者搾取は勿論、自然環境破壊にも懸念の論文を書いている。それでマルクスの後継を名乗る資格があるのか?という問題も抱えているわけである。


  中国では、1976までは毛沢東が生きていて、資本主義には反対、「人間や人間関係尊重」を旗印にした。日本でも、現代文明に疑問を持つ人たちや、一部の身障運動家たちも注目した。でも、毛沢東時代の中国は実際は理屈とケンカに明け暮れていた事が後年明らかになった。文化大革命の時は考え方の合わない人たちを殺し合う事も多かった。工業は余り開発されていなかったので、それによる大気汚染はなかったが、奥地の核実験場では放射能汚染が深刻だった。毛沢東の発想も明らかに「命尊重」が欠落していた。それで「人間尊重」したから、互いのエゴが激突し、ケンカ多発になった訳である。

   その根を辿ると、アヘン戦争前に行きつくだろう。漢人からみれば異民族の満州族に帝政を奪われ、その官僚支配体制は強力で、革命の目途も立たない。漢人たちは投げやり的な考え方になり、次第にアヘンを吸うようになり、そこにアヘンを売り込むイギリスと、貿易摩擦もあり、あのような戦争にもなったわけである。いきさつは「アヘン戦争・陳舜臣著」に詳しく書かれているから、お読みになると良い。「投げやり」の気持で、命尊重思想が生まれるだろうか。自分の命も尊重できないから、アヘンを求めたのではないだろうか。1911年後の辛亥革命後も、命尊重は復活しなかった。それどころか、中国がいくつもの軍閥に分かれ、内戦になり、ますます命の尊重から遠くなった。その果てに、日本軍が満州から侵略し、更に命尊重は遠のいた。戦後も共産党と国民党が激しい内戦を繰り広げたし。また、マルクス主義も、資本主義も、中国やアジアで生み出されたものではない。その後も中国も「異民族支配」は続いていると見る事が出来るし、それは日本や韓国も同じだとも言える。

  そして、清朝支配の遥か果てに「コロナ」になったとも見る事もできるわけである。極めて根が深い。

  中国にアヘンを盛んに売りつけたイギリスは、中国以上に根が深い問題があるようだし、その他のヨーロッパの国々も植民地化でひどい事ばかりした。それらの国々は、戦後の福祉社会はどうなのか、日本のマスコミ報道では判らない。近年の「病院削減」を見ると、中国とは別の意味で、命尊重は余り行われていないのかもしれない。ならば、今回のヨーロッパのコロナ流行も植民地の果ての姿かも知れないわけだ。

  因みに、日本・韓国・中国も、対コロナの正念場は第2波、3波の時だろう。命尊重し、人々が連帯し合えるかがカギだと思われる。

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