各自の脳裏に「神」の観念を作るか、感じてしまうからです。前者は人間の理性が作る神、後者は感性が作る神。どちらも脳、つまり、人間の被造物にしか過ぎないわけです。人間の下の存在と言おうか。自分にしか通用しない。他人には通じません。しかも一人一人神の観念は違うから、出し合うとケンカにもなります。
　　中世はそのような事はなかったですが、十字軍戦争の時に盛んに神学論争が行われ、後に科学理論発達に結びつきましたが、「神」は人間の作った観念に落ちていき、果ては経済の道具にもなりました。その歴史を知らず、ただ西洋のキリスト教を真似た人たち。失敗した訳ですよ。僕の行った教派も。レイプ牧師も出たわけだ。困った事でした。
　　「命」とか「遺伝子」は観念以前に存在しますからね。新たな結びはそれに本当なりそうです。