トシコロさんの日記

2020年 04月20日 11:41

「植民地支配」とは

(Web全体に公開)

簡単に言えば、国が強盗みたいな事をするようなものである。近代期のスペインやポルトガルがアフリカやラテン・アメリカの地にした事や、その後のイギリスなどがインドや中国にした事を想えば、誰でも判るだろう。


  国自体がそうすれば、国民も真似するわけである。近代にそれらの国々で海賊になる人が増えたのも当たり前だ。また、勉強して盗みは良くないと悟る人たちもいるが、かなりはその癖が植民地支配を止めた後も残るようだ。ヨーロッパに観光旅行に行った日本人が強盗や詐欺、レイプなどに遭う話は前から絶えないが、それもその現象の一角に過ぎない。ヨーロッパは遊びに行けるような所ではないかもしれない。

  元々はヨーロッパ社会は神を中心に教会共同体が形成され、そこで農業協同組合とか、病院・諸々の福祉事業も行われていた。その様子はヨハン・ホイジンガ―著「中世の秋」にも詳しく述べられている。しかし、その後、十字軍戦争とその挫折、及び、ペストでヨーロッパの人たちの信仰心は形だけになり、新たな生き方・生活の拠り所として「お金」を求めるようになった。とは言え、まだ資本主義経済が発展していなかったため、「他の国々の富を奪う」という短絡的な発想で、植民地戦争をしたわけである。それに反対した神父もいたが、多くの神父は国に従った。中学の歴史の時間に先生が「植民地支配の時に、最初はキリスト教は病院などを作り、親切そうにしながら、やがては植民地支配に協力したのです」と皮肉を浮かべながら教えられていたのを今も覚えていますが、その先生は以上のいきさつを完璧に理解していたようです。当時の国策に従った神父たちも、実際は神は信じていなかった事にもなりますね。お金を信じていた。

   20世紀前半の日本の植民地政策はやや違う面もあったようです。それ以前の、日本の資本主義導入や憲法整備なども、どれだけ西洋の以上の歴史的因縁や精神を理解していたのか。実際は「判らないで、真似ばかりした」のではないかと。植民地主義になった西洋の人たちには以上のようなニヒルな歴史がありますが、それを理解しないで、更には「植民地をする恐ろしさ」も理解できなくて、朝鮮王国などを植民地化して、今に至るまで恨まれているわけです。また、戦後の経済成長も「アメリカの事が判らなくて、真似した」ようだし、僕の見た島田療育園や教会関係も「ヨーロッパの事が判らないで、真似した」例だと今の僕は気が付いています。更には、明治以来の恋愛や結婚の愛にも言えると思います。そのような事は、また別の機会に書きます。


  因みに、以上の流れは科学にも影響が出ているわけです。1945年の時点で素早く原子爆弾を作りながら、そのような物理学は発達しながら、今のコロナのワクチンや特効薬作りには時間がかかる。科学もいびつに発達していると言わざるを得ない。仮に、できても、普及に時間がかかるし、インドやアフリカなどの貧民には、今の経済構造では行き渡らず、大悲惨のままになるでしょう。文明の病根は根が深いわけです。

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