危機の時ほど、人々は連帯意欲も高まる。無論、ヒットラーなど、その心理を悪用した奴も過去には出たからそれには気を付けなければならないが、人々が連帯する事により、社会は変わる・進化していく面がある。「人民連帯の結果として、社会変革がもたらされる」。経済と労働者に偏り、又、古くもあるが、マルクスの言った社会変革も「労働者の連帯」の結果としてもたらされると述べてあるわけである。僕もこれからは特に人々と連帯していきたいと思う。
かつてのVYSなどは、「結果」に過ぎない社会変革ばかり追い求め、肝心の「連帯」を忘れたから、行き詰まったと。本来ならば、会員外の無数の人たちとも連帯していかなければならないのに、そうではなく、会員が何かを学び、人々に教える方式を志向したから、傲慢にもなり、行き詰まったと。でも、若かったから、あの時はそれで良かったと思う。80年代にはすでに多くの元会員が「社会変革なんて、傲慢だった。我々のやる事ではない」と年賀状などに書いてきたから。
コロナ危機からもかつての問題も見えるわけです。「社会変革」を論じたり、大衆に話すと、論じる・話す方も人々と連帯はできず、会員含め、多くの人たちが離れていき、孤立する訳ですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
社会変革は追い求めるものでもないでしょう。ナチス連中も「社会変革」唱えましたよね。