3年ほど前に知り合った知的障碍を持つ一女性に恋されました。相手は結婚観念も持てない方だし、深い付き合いもないまま、相手からの便りも今は途絶えていますが、僕には色々と教えられました。
「付き合いたい・好き」が恋の基本です。それだけですし、その意識を双方が持てば非常に楽しいわけです。まさに「自然のままに」。でも、相手に尽くしたいとか、愛したい、愛されたいという気持ちが入ると、力みも出るし、それ以上に「付き合いたい」という気持ちも忘れてしまい、縁も狂ってくる。
「付き合いたい」という気持ちは男同士、女同士の交友にも強いわけです。でも、男女は脳と遺伝子の構造が違うから、話などをして、違う者同士、お互いに惹かれ合い、好きにもなり合う。双方が気が付かなくても、どのような男女の付き合いにも恋的要素があり、特に性格的に合う仲が恋人関係になるわけですね。また、合う仲はどんなに理性で恋を否定しても、恋に落ちてしまう。既婚者との恋のメカニズムもそのような事ではないかと。昔の僕は否定もしていましたが、今は否定もできない事に気が付いているわけです。
「自然のままに」を徹すれば、どんな状況の人間でも異性と恋ができるわけですね。
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もし、近未来、僕が結婚出来るならば、以上の知的障碍を持つ女性も非常な功労者・恩人になるのではないか。