浮世絵について.
3月。今年は暖かい冬だったとは言え、まださむい時期ですね。
4枚の写真を同封(どうふう)しました。浮世絵(うきよえ)ですね。ぼくも小学5年か6年の時、学校の美術の時間でおしえられました。江戸時代にさかんに作られ、特に葛飾北斎(かつしか・ほくさい)が東海道五十三次というシリーズを作ったことなどをぼくも知ったわけです。江戸時代は多くの人たちが浮世絵を作りました。ここにある左に女の人がいて、右上に月がある、海や船の絵は江戸時代に作られたものらしいです。何となく良いと思ったので、印刷して、送る事にしました。
浮世絵はやがてヨーロッパやアメリカに送られ、それを見た多くの人たちが気に入りました。フランスにゴッホという有名な画家がいますが、大変好きになり、浮世絵をそのまま絵にして描いたわけです。「タンギーじいさん」という絵がありますが、その人の後ろにはこのとおり、何枚もの浮世絵がありますね。ゴッホは日本が大好きで、行ってみたかったそうです。でも、昔は飛行機はなく、日本に来られなかったわけです。
浮世絵は、西洋の絵とかたを並べられるだけの素晴らしい絵ですね。今も作られています。ここには、ぼくや日向先生が小さい時に大好きだった鉄腕アトムと、みなさんの大好きなドラエモンの浮世絵を印刷しました。ドラエモンの方ですが、「東海道五十三次」の一つにこのような風けいの絵がありますから、そこにドラエモンたちを当てはめたわけですね。やがては、外国や宇宙の風けいの浮世絵もできると思います。パリやロンドン、月世界や火星の風けいも浮世絵に似合うはずです。
インターネットでは、たくさんの浮世絵も出ています。もちろん、ヨーロッパやアメリカ、中国、韓国の絵も。とくに、今は学校はコロナウィルスの関係で長い休みなので、みなさんもパソコンやスマートフォンでけんさくして、見て下さい。どの絵も美しく、いいですね。