トシコロさんの日記

2020年 03月05日 13:57

細菌とウィルスへの人々の想いと、僕の経験

(Web全体に公開)

古来より、人間は「未知」を恐れる。雷のメカニズムがまだ判らなかった頃、ほとんどの人が雷を恐れた事は有名である。


   今、コロナ・ウィルスを世界中の人々が恐れている原因も、ウィルスには未知の面が今も多く、対応策も確立されていない事に尽きると思う。病原ウィルス全部がそうなのだが、特に今年になり、急に現れたこのウィルスは未知の極だし、肺炎には誰もかかりたくない事もあり、恐れられているわけである。


   第二次世界大戦前は病原細菌に対してが同様だった。未知の面も多く、人々は恐れた。それに、例えば、経済性や「病気がうつり、醜い姿になりたくない」という気持ちも絡み、各国でハンセン氏病患者は強制隔離に至ったわけである。第二次世界大戦前に生まれ育った世代は細菌関係の科学を知らない人たちも多かった。

  第二次世界大戦後は細菌関係の科学が急速に発達し、メカニズムも小学1、2年から学校で教えられたし、また、それに加えて、僕は小学時代からその事を独学もしていた。例えば、パスツールや野口英世の伝記とか。「アルコールは細菌を殺す」などの消毒法も。それ故に、細菌は恐ろしくないと思った。青年期にハンセン氏病関係の多摩全生園に行った時も、ライ菌などは全然恐ろしくなかった。それゆえ、気が合う伊藤まつさんという元患者には、最初から親友感覚で付き合ったものだ。その代り、僕は得体が知れないウィルスを恐れた。伊藤まつさんに会う予定をしても、僕が軽い風邪の時でも行かなかった。風邪のウィルスをうつしては大変だと思って。ライ菌やハンセン氏病よりも、単なる風邪の方が恐いと思っていた。

   でも、ライ菌などに対する恐れがない事は、ハンセン氏病への問題意識を深めなかったわけである。問題意識は「顔」に限定され、それは脳性まひ問題にも共通するため、混同さえしたわけである。

   今、コロナ・ウィルスのニュースを聞き、医学面以外にも、その関連の問題意識を広く、深く持っている。かつてのハンセン氏病への問題意識よりも、はるかに広く、深いものを。多くの人達がそうであるようだ。ならば、問題意識の根の一つも、恐怖感かもしれないと思うわけである。無論、恐怖感を伴わない問題意識もあるわけだが。

   ウィルス科学が発達し、人々の恐怖感が取り除かれる日の到来を望む。

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