書く予定がなかった子供向け文。先週の「日本中の一斉休校」を聞いて急遽一つだけ書いた。一斉休校がなければ書いていなかったわけです。大きな社会の動きに影響されて書いた。もっとも、今回だけでないかもしれない。今まで僕が書いてきた文の全てが本当は社会とリンクしていたのかもしれない。島田療育園の実録小説も同じだろうし。そこに僕が行ったこと自体も。ひょっとして、全ての人達の恋愛や結婚もそうかもしれない。
　でも、人間には「自分の意志」はある。それはしっかり持ち、社会の流れに流されないようにしたい。特に、大勢に従い、「右にならえ」に多くの人間がなれば、本当に恐ろしい社会になる。ファシズムだから。今回の件でも、医学知識が明らかにない人たちでも、「ウィルスの説明」なるものを書いている例も目に止まる。明らかに自分を見失っていますね。それは僕は避けたいです。１９３０年以降の日本とドイツの社会もそのような人たちが増え、狂っていったわけだし。その再来はしてはいけません。