トシコロさんの日記

2020年 02月24日 11:44

大東亜共栄圏の思想とは

(Web全体に公開)

簡単に言えば、「黄色人種は皆仲間。それらが仲良くして、今まで黄色人種を搾取してきた白人たちに対抗して、共に栄えよう」である。仮にその通りになった場合、「黄色人種と白人の対立関係」になるわけで、世界からは戦争は消えないわけである。また、当時はまだ世界的に奴隷扱いだった黒人の問題も絡み、更に平和にはならない。いかにも、教育勅語にあった「仲良く・仲間関係」の延長に僕には思われる。実際は、中国やフィリピンの人たちが猛反発して挫折。黄色人種も細かい違いがたくさんあり、一くくりにできないわけである。それどころか、日本国内にも、日本民族の他、琉球とアイヌがいるし、また、日本民族にしても、地方により、方言や文化、食べ物の違いもある。1868年の戊辰戦争という内戦では、薩摩=鹿児島県と、会津=福島県西部は戦争をして、心のしこりを戦前は残したままだった。鹿児島=薩摩系と、山口=長州系の役人や軍人も仲が悪かったし。日本国内にも複雑な対立があれば、いかに経済利益があろうが、「大東亜共栄圏」なるものは最初からムリだったように見える。


  また、それを遂行しようとした時、東南アジアの資源を非常に安く日本に持ってくるなど、アジアの為と言いながら、日本本意にもなっていった。仲間関係の名の元に共生をうたっても、より力のある勢力が有利になってしまうのである。大東亜共栄圏の思想を利用して、大儲けをしようとした日本の資本家たちも多かったわけである。経済に詳しい官僚の中には、最初から日本の経済利益を求めて、大東亜共栄圏を推進した人たちもいたと聞いた事がある。それも考えられるし、動機の一つだろう。

  「○○は皆仲間」と旗揚げして、共同生活や福祉運動しても、実際はより力のある者とか多数派が有利になり、不公平が行われる事が多い。僕も身障者運動関係で見てきた。「身障者は皆仲間」と言いながら、集会にも来れないだけ障碍が重い・体が弱い身障者たちには使えない福祉制度を作るなど、身障者間で不公平が出たわけである。

  因みに、新約聖書のイエスが述べた「隣人愛」は、今の日本で言えば、北朝鮮の人たちも愛せよ、敵の国の人達も愛せよ、というものである。シャカは「広辺無大な愛」を人々に求めた。どちらも狭い愛は否定していたわけである。そのような発想が教育勅語には抜けていたわけである。狭い事は良くないと思う。

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