トシコロ

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トシコロさんの日記

2019年 11月30日 11:34

全ては人格尊重から始まる

(Web全体に公開)

先日、少しだけ述べたハンセン氏病元患者の伊藤まつさんとの付き合い。その始まり。


  当時の日本だから、ハンセン氏病感染の誤解は世間に大きくあり、僕の家族や親戚の人たちも、僕の感染を恐れました。仕方なかったですね。でも、僕は「感染力は弱く、うつらない。本当にうつるならば、全生園の医者や職員もうつるのに。昔は医学が発達していなかったから、うつるとされたが、今の医学では感染は否定されている。また、付き合っている伊藤まつさんは、無菌である事も証明されている。菌があれば、全生園は付き合いを許さない」と説明し、判ってくれました。家族だけでなく、用事が東京にあり、時々来ていた長野市のおばの一人も。

  「医者や職員もうつらない」と述べたのがミソだったかもしれませんが、家族や親戚の人達の理解力の他、僕は伊藤まつさんとの人格の交流に専念していたから、集中力も出て、以上の事も思い付いたわけです。人格を一切無視して、全生園にいる人たちを元患者のサンプルみたいに見ていたら、集中力もでず、以上の説明はできず、変に思われただけだったでしょう。

  更に大事な点として、伊藤まつさんの方も僕の人格を認めてくれた事です。それがなく、例えば、僕を単なるハンセン氏病問題啓蒙の道具みたいに見れば、僕としても付きあえなかった訳です。

  戦争では、敵も、味方も、人格は認めませんね。平和時でも人格を認めない事はいけません。認められなかった側は非常に強いトラウマがその後も何十年も続くわけです。詳しくは述べられませんが、1970年、ボランティアたちに人格を認められず、単に「介護の対象」とされ、他の多くの身障者と同じ扱いを受けた身障者が以後ずっとボランティアたちを恨み続け、心の傷に悩んでいる例も知っています。かなりいると。無論、昔の施設や地方の養護学校にもそのような例の身障児者は多いわけです。

   それと、見落とされがちですが、他人の人格を認めなかった側も、後年は自滅状態に陥っている。そのような例も僕はたくさん見てきました。ひどい例は放浪者にもなっている。あるいは、人と付き合えなくなったり、基礎勉強もしなくなり、一生を棒に振った医学生の例も見てきました。恐らくは、他人の人格を認めないと、自分の人格も無意識的に認められなくなり、基礎勉強もできなくなったり、自他すべての人の人格を認めなくなり、誰とも付き合えなくなるとか。これはもっと恐ろしい例かもしれません。認めなかった側の方が不幸になるわけです。

  昔、僕が入った複数の福祉会や身障会でも「社会変革」をかなりの人たちが唱えましたが、百%挫折しました。その根本理由も一人一人の人格を無視した社会変革運動をしていたからなのですね。あるいは、人格無視の教育論議とか。

  伊藤まつさんと僕との関係のように、人格は大切だし、何かの啓蒙とか、社会変革や平和運動の源も一人一人の人格。特に、誰もが自分の人格尊重から始めなければなりません。

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