トシコロ

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トシコロさんの日記

2019年 11月07日 11:52

福祉リプレイ

(Web全体に公開)

昨日(6日)の朝日新聞の朝刊の第一面に、令和新選組の木村議員の「避難所トイレのバリアフリー」について取り上げていた。確かに、ただでさえそのようなトイレが世間に少ないのに、身障者や要介護高齢者もたくさん行く避難所のバリアフリーは当然であり、その記事の内容自体は高く評価できる。無論、木村議員も称える。


  でも、「バリアフリー事始め」という見出しはおかしいと僕は思った。何故なら、今から42年前の1977年、八代英太という身障者・車いすに乗った参議院議員が誕生しているからだ。最初は無所属。あと、福祉党を立ち上げ、しまいには自民党に鞍替えし、八代氏に投票した身障者たちからは批判もされた経緯はあるが、障害基礎年金、83年当時の島田療育園の園生虐待問題などに取り組んだ実績もある方だ。又、その後、堀利和という社会党の盲人の議員も誕生している。「事始め」という言葉を今の令和新撰組の二人の身障議員に使うならば、以上の二人の障碍を持つ元議員に失礼ではないかと思うわけだ。

  その1977年の八代議員誕生の時も似た新聞の報道見出しがあったのを覚えている。「これから福祉社会が始まる」と多くの身障者や、知的障碍者の親族たちは期待した。政治の事が判る知的障碍者も。確かに、良くなった面はあるにしろ、思ったほどは福祉は改善されなかった。また、堀議員誕生で駅の盲人対策も叫ばれたが、それも思うようには進まず、盲人への世間の無関心もあり、その後も毎年、盲人の駅からの転落事故死が跡を絶たない。最近もそのようなニュースを聞いた。八代議員などをよく知る僕は、昨日の新聞見出しが1977年の八代英太議員誕生の時と重なって見え、リプレイみたいに感じてしまうわけだ。

   リプレイと言えば、八代議員が誕生したころの施設職員やボランティア関係も、理由があり、早くに福祉仕事や、子供会・対身障者の活動を止めていく例が跡を絶たず、施設は慢性的な人出不足、ボランティア会も後継者難で次々と潰れていき、非常に深刻な問題だった。過労や低賃金もあったが、それ以上に他人とまともに付き合えない人が介護や児童向け活動をしてトラブルなどを起こし、失敗するとかも多かった。今はボランティアはヘルパーや保育士に変わっているが、それも同じ状況には違いない。低賃金や過労の件も大きいが、やはり、昔のボランティアなどと同様に「人と付き合えない人によるトラブルからの失敗や自滅」が大きいわけである。

  以上からも僕は昔の福祉関係のリプレイを見ている感がある。島田療育園関係の話は別にしても、僕がその他の昔話が多いのも、そのような事だと気が付き始めている。上べは変わったが、核の面はどれだけ進歩したのだろうか。また、人と付き合えない人たちが多い理由の大きなものは、デカルト以来の唯脳主義に根がありそうだが、それを超えて、「同じ人間」と見て自然に連帯できるような日本・世界になれるだろうか。未來の事は判らない。

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