トシコロさんの日記

2019年 10月16日 10:43

70年代の首都圏のボランティア・身障運動の挫折の一番の理由は

(Web全体に公開)

共生根拠が当時はなかった事だろう。僕も遺伝子の事を考えている内に、やっと気が付いたが。確かに、70年代、僕が出会った多くの身障運動家やボランティアたちは、ひたむきに何かを求めて社会改革の意欲にも燃えていたが、「個性の違いはあるが、みな同じ人間だよ」と思う人はいなかった。僕もそうだったし。だから、他人に関わり合う根拠がどうしても持てないわけである。次第に、何のために障碍児者や高齢者、子供会に関わるか、自分でも判らなくなり、独り言みたいな事ばかり言って、止めていくボランティアが跡を絶たず、そのような方たちからの手紙も僕は読んだ事もある。また、身障者は僕の見た限り、知的障碍者や精神障碍者への差別感情が強く、関わっているボランティアたちにも同じ人間という気持ちはなく、中にはボランティアを単なる労働力として見るような例もあった。最初は「身障者の団結」を唱えても、ひとたび意見が対立すると激しいケンカになり、そのまま別れていく例も非常に多かった。更には、関わる者にクリスチャンが多いハンセン氏病関係のサポーターたちも変わりがなく、彼らは気が合う元患者たちを選んで付き合っていた。フィーリングで選ぶとか。気が合うとか、フィーリングも根拠はないわけである。そのような付き合いばかりすると、狭くなってしまう。双方で良くない。ボランティアの事に話は戻るが、それに行き詰まった果て、「身障を持つA氏とは気が合い、友人だから関わるが、B氏は気が合わないから友人ではなく、関わらない」という事をする人たちも出た。当時の僕はそれには批判はしなかったが、今考えるとおかしい。その「友人」という言葉は何だろう。言葉の意味も確かめないで使っていたわけである。少なくとも、気が合うから、同じ会にいるから、みたいなものでは、友人の根拠にはならないわけである。


  以上の事も当時はまだ遺伝子科学が発達せず、かと言って、他の共生根拠は見出せなかったから、気持ちはあっても、根拠を基に関わり合いができず、行き詰まり、ボランティア関係は一旦潰れ、身障者たちはヘルパー作りに方向を変えたわけだ。その道筋は仕方なかったと思う。40年前の僕は聖書も読んでいなかったが、その数年後、若い一伝道師から「本来の信仰の目的は、神の下に同じ人間と意識し合い、助け合い社会を作る事。何もクリスチャンに限らず、仏教徒も、イスラムも、無神論者も、同じ人間。クリスチャンだけでなく、全人類の神様である。でも、世界的に個人主義が蔓延し、今は個人だけの神を拝む人が多い。ハンセン氏病療養所に行っても、特定の患者しか注目しない。みんな、聖書に反している。特に、アジアなどに経済搾取している日本の罪は今も大きい。...」と激怒のお手紙を頂きました。特に、「個人信仰」には腹が立っていたようで、常に激怒。それで体を壊したのか、40歳くらいで病死したわけです。彼を思い出すたびに、「同じ人間」という言葉を噛みしめています。
  さて、台風19号は東日本に甚大な被害を与えましたが、その後始末の為のボランティアが各地で自然発生的に出て、働いて下さっています。尊いし、そこから助け合い社会が生まれれば良いと思います。かつての災害で、TVから「感謝されたい為に、ボランティアすると言っている若者がいる」と有識者が批判していましたが、そのような人も最初はそうでも、活動している内に気持ちが変わるかもしれませんし、「自分が被災者になったら」と次第に考えるようになるかもしれません。そのような人には考える材料を与えるのは良いですが、批判はできるのでしょうか。そのような報道番組も思い出したので、付け加えたわけです。

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