トシコロさんの日記

2019年 09月13日 11:51

島田への人達への感情移入

(Web全体に公開)

 その小説化の僕の根本理由も表題通りである。83年に抗議運動した身障者たちもそうだし、多くのボランティアも今思うとそれで行き続け、後もこだわっているわけである。恐らくは、身障園生に感情移入した職員さんたちもいたと思う。僕の場合は、3人の園生にそうしたわけだから、それぞれの見方も明確に記憶に残っている。83年の身障者たちは、園とケンカしているK氏だけに感情移入した。だから、ミニコミの文面も、職員叩きなどの過激なものになっていった。その会長格は体を壊し、数年後に他界。まさに「命がけ」だった。考え方は僕はやや違うが、その会長を非常に尊敬もしている。感情移入すると、命がけにもなるわけである。また、その感情は、純粋で強い恋愛関係にも通じるものがある。


  性格によっては、感情移入できない人もいる。そのような人たちは、「島田に行く意義がない」とか言って、早くに止めている。そのような人たちは、島田に限らず、感情移入しやすい人たちとは話も合わないようである。

  僕だが、元々感情移入しやすいタイプかも知れない。中学1年の時、何かの作文を見て、国語の先生が「君は感受性が強い。作家に向いている。作家になれ」と言ったため、成れるわけもないと当時の僕は思い、大笑いした事を覚えているが、今思うと、当時の僕の見えない所を鋭く見て下さっていたようだ。因みに、その先生も軽度脳性まひを持っていた方だった。

  78年ごろは、東京の下町地区で、金井康二君という脳性まひ障碍を持った子供が公立校に行く事を希望して、親子でその運動をしていたが、障碍の有無の別なく、サポーターは感情移入してやっていたわけである。感情移入しやすい性格の他、それまでの人生の中で、例えば、全面管理の養護学校に小学の時から行かされた方とか、子供時代を受験戦争一色に強いられた学生などが多かった。

  その他、多磨全生園。伊藤まつさんというおばあさん元患者と付き合ったが、最初だけは僕はまつさんに感情移入したようだ。相手の寂しさがすぐ判ったし。でも、その他の元患者たちは難しい話ばかりしていたから、感情移入はできなかった。対まつさんも、その後は島田の人達や、精神障碍を持ったX君にこだわるようになったので、感情移入はすぐ消えた。一瞬だったが、それでも昇天までまつさんの所に行き続ける原動力になったわけだから、感情移入は物凄いと言わざるを得ない。

  最後に、勿論、たびたび話している精神障碍を持つX君に対しても、同様な強い感情移入があった事は言うまでもない。

   あるいは、感情移入でやる事は、正統派の市民運動とは違うかもしれないが、あいにく何が市民運動なのか、僕には判らないので、その点については述べられない。市民運動の定義自体もまだ定まっていないのかもしれない。それは蛇足であった。

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