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水難事故の季節です。


７年前
ある私立幼稚園のお泊まり保育で企画した川遊びで
一人の園児が水死しました。

事故の状況を両親が園に問い合わると
「法人本部から指示があり、何も言えません」の一点張りで

やむなく
両親は

ほかの保護者や専門家の力を借りながら
独自に事故の調査を進めました。

結局

元園長や教諭ら計3人は
業務上過失致死傷罪に問われ
裁判で有罪になりました。

しかし
独自調査の過程で
両親は

今の日本には
責任を追及する仕組みは裁判であるのに
事故原因や再発防止策をつくっていく仕組みがない
ということを初めて知った

と言います。


家庭内の事故ではなおのこと
親が自分の責任を感じて
事故の状況を隠してしまうことが多い
ことも

この記事の中では指摘されています。


様々な事件が起きたとき
責任者を特定して
激しく罵って
それで終わっている人が

特に
ネットの住人には多いように感じます。

私は

社会的に問題になることは
個人を責めても解決しない

と考えています。

もっと言えば

個人が引き起こした事件であっても

「誰が悪いか」を問題にする前に
それとは切り離して
事実を特定する態度がないと

関係者が本当のことを言わないケースが
多々あります。


「罪を憎んで人を憎まず」という言葉を
あらためて噛みしめたいと思うのです。


https://news.yahoo.co.jp/feature/1405

水の事故から子ども守るには　5歳の息子を亡くした両親の軌跡
8/1(木) 6:36 配信