トシコロ

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トシコロさんの日記

2019年 07月26日 11:46

「子供扱い」は島田療育園だけではなかった

(Web全体に公開)

僕が島田療育園に行った1977年ごろの日本社会を思い出して気が付いた事です。日本社会全般に、疑似親子関係がありました。一番判りやすい例は政治関係だったかもしれません。当時の自民党と社会党は内部に派閥が分かれ、それぞれ派閥の長が親みたいになり、子分みたいな派閥員たちに選挙の戦術を親切に教えてあげていました。当時の自民党の田中派は、長の田中角栄氏が選挙資金を派閥員に大量に融通したので、「金権政治」と問題になっていましたね。また、小政党の場合は、党首がその役割をしていました。


  ほとんどの会社もそうでした。「家族的雰囲気」を各会社は求めた。父もよくその事を話していました。社長などが親みたいになっていた。その他、福祉団体や身障団体もそうだった。会長が親みたいになり、面倒を見る代わりに、指示を出して従ってもらう方式。諸々の学校もそうだったかもしれません。校長が父親の役割。プロ野球などもそうだったようですね。キリスト教関係もそういう面がありました。主教みたいな人が父親役割。その他の宗教関係にも言えました。日本社会が当時はそうだった。「家庭的」を誇る会も多かったようです。それは確かに暖かい雰囲気ですが、親分格の人とメンバーは対等ではないという矛盾もありました。日本国憲法に書かれてある「法の下の平等」に明らかに反していましたし、基本的人権にも触れかねないものでした。

  では、更に過去にさかのぼると、どうだったかと言うと、戦前は「日本国民は天皇の赤子」と言われ、国の枠組み自体が疑似親子関係でしたし、「地主と小作」の関係もそうでした。もっと強く現れていた。その前の江戸時代は、潘体制など、社会の枠組み自体が。明治時代よりも強かった。

  つまり、40年前にあったそのような関係は、1868年の明治維新まで長く続いた封建社会・意識の残滓だったと思われます。家庭的で暖かさもあったから、かなりの人たちがそれを好んだ面もある。でも、それは明らかに平等とか民主主義に反するものでした。又、その体制では、親分格の人の言う事は聞いても、他の人たちの言う事には耳を傾けないから狭くなるし、第一、非常に冷たいわけでもありました。「暖かさ」は実は上べだけでした。親分格の人はメンバーを「子供扱い」していたわけでもありますね。それが当たり前になり、誰もそのおかしさに気が付かなかったわけです。

  話を戻して、島田療育園の場合はそこに障碍者差別も絡み、「子供扱い」が強く現れたわけです。

  因みに、障碍者がいくら子供扱いされるからと言って、発想と立場を逆転させて、障碍を持つ人を親分にしても仕方ない事は、オウム真理教の例でも明らかです。教祖の麻原は視覚障害も持っていましたが、自分が親分になり、信徒の健全者に指令ばかりを出していましたね。サリンや殺人の面を仮に差し引いても、障碍のある人が親分になっても、障碍者が逆に差別者になるだけで、何も問題は解決しないわけです。オウム真理教も忘れてはならない事です。

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