トシコロさんの日記

2019年 06月21日 12:42

資本主義の根本問題

(Web全体に公開)

それは「人口停滞・減少社会の時代になったら、資本主義は存続できるのか?」だったようです。その問題にアダム・スミス以来の経済学者たちは気が付かなかったので、どの経済の教科書にも書かれていない。僕が聞いた限りの放送大学の経済系の講義番組でも取り上げられていません。経済の教科書に書かれていない事もあってか、経済学者とか、経済関係のお役人たちも人口問題には無関心であるように思えます。でも、「資本金を常に拡大」が資本主義の特徴ならば、人口の動向に実際は左右されているわけで、無関心は許されないわけですが。


  そう言えば、東日本大震災の直後の原発事故で、当時は太陽発電が注目され、それに投資した日本人も多かったです。でも、それへの優遇措置目当てで粗悪電気を作る業者も多く、優遇措置は縮小されたようだし、LEDの普及などで電力需要自体も落ちて、その投資も意外と儲からなかったわけですね。今後は介護ロボット関係など、投資に値するものも出るとは思いますが、それでも1989年以前のような大儲けは難しいでしょう。

  外国の事はよく判らないし、各国の事情も日本と違うので、僕はのべませんが、但し、ヨーロッパの中には銀行利子がマイナス金利になった国もある。これもアダム・スミス以来の経済学の常識を超えたものです。ヨーロッパでも人口は停滞気味ですね。

  因みに、マルクスは「資本主義が発展して、資本家と労働者の格差が広まり、搾取される労働者が資本家を打倒して、労働者が企業を支配・管理する社会ができる」と予言したわけであり、これも人口の無限増が大前提。人口停滞の事は頭になかったわけです。19世紀だったからそうなったかもしれません。又、20世紀に生まれ、2006年まで生きたアメリカのフリードマンも、同様に人口停滞の事は考慮せず、資本主義を国際的に活性させる新自由主義を説きました。慶応大学の竹中教授を通して小泉政権の経済政策にも影響を与えたわけですが、騒がれただけで、人口停滞期の日本の活性化はできなかったわけです。アメリカは伝統的に移民の国。次々と世界から人々が入り、人口が増え続けていますから、特に「人口停滞期の経済」の問題は気が付きにくいのでしょう。日本の参考にはならないわけですね。外国の事を学ぶ事は良い事ですが、単純に当てはめる事はおかしいわけです。

  歴史を見ると、確かに人口が減った時代もありました。中世末のヨーロッパですね。でも、それはペストが原因であり、今の日本とは状況が違います。また人口停滞したとも言われている江戸時代ですが、実際は新田開発により、人口は増え、商業も活発になり、資本主義に近いものも生まれています。つまり、歴史に範は難しい。それゆえ、新時代の価値観は簡単には出ないかもしれませんが、それでも一人一人が真にやりたい事、やるべき事を考えだし、懸命に生きていけば、自然と新しい価値観は生れてくる気がします。それから、助け合いも行なって。共助で。心も大事にして。人がお金を操るのです。お金に人は操られてはなりません。(19世紀だから仕方ないが、マルクスも「お金が社会や人を支配する」という見方だった。かつての反資本主義の人達のかなりはマルクスを旗印にしたが、その見方の問題を見落としていたようだ。実際は反資本主義にはならなかったわけである。皮肉だった)

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