元々本を読むのは好きなのだけど。
推理ものとかエッセイとか、その時に、お~!?呼ばれた物を読む。
時には、読み始めて失敗した~~~~~!私を呼んだのではなく、隣にいた人だったのかも~
とと言うのもアリがちぃ。
でも、本に罪は無く、自分の好みに合わなかっただけなので、一応最後まで読む。
夢枕獏さんの陰陽師シリーズは、昔から好きで読んでいるのだけど。
今回、そのシリーズと共に求めた本が2冊。
フィクションとノンフィクション(エッセイ)なのだけど、どちらも「終末をどう生きるか?」に関するお話で。
そんなつもりはさらさら無かったのだけど、今読んでおこう!と言う事だったのだろうと。
フィクションの方は、南杏子さん 「サイレント・ブレス看取りのカルテ」
大学病院から、在宅で最期を迎える患者専門の訪問クリニックへの異動を命じられた医師の話。色々な患者の在宅での終末期医療と病院での終末期患者への考えを並行した形で書かれてある本。
ノンフィクションの方は、秦野広志さん 「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。」
著者はカメラマンであり、2017年多発性骨髄腫を発症した後も、カメラマンとして活動中。
人それぞれどれが正解とか無い事だから、どれもが間違いではないし。関係者だったらどの道を選んでも、「ああすれば良かったんじゃないか?」と少なからず思ってしまう事。
でも、一番大事なのは当事者の気持ちであって、関係者の気持ちじゃないのよね。
先週、病気の進行で最後には自発呼吸も出来なくなってしまう前に、自分で自分の意思がはっきりしているうちに最期を迎える事を決め、実行した方を取材した番組を見てたりして。
幸いな事に、今は多少の具合の悪さはあっても特に支障なく生活出来ているけど、この先の事は分からないものだし。突然身に降りかかる事だってありうるし。
今健康だからそんな事が言えるんだ!と言われてしまうかもだけど、今から考えておく事の大事な一つだよな・・・と。
「死」を考える事は悪い事でも不吉な事でも忌まわしい事でも無い。(そう言う家庭で育ったのは、幸せだと思ってる)
「死」を考える事は、「よく生きる」事なのだから・・・
コメント
もっさん
2019年 06月16日 15:57
私もあの番組を観ました。
全く観るつもりはなかったんですが
目が離せなくなり、最後まで観ました。
衝撃的な番組でしたが、いつか必ずやってくるその日を
考えてしまいました。
私は勇気がないから、あの女性のような終わらせ方は
できないかもしれないけれど
心臓が動いているだけの状態で生き延びるのは嫌だなぁ。。。
こういうことは日頃から親しい人と話しておくべきでしょうね。
さんぽにすと
2019年 06月16日 16:18
>もっさんさん
もっさんも観ましたか!?
あの方の他に、家族に面倒を見てもらう選択(人工呼吸器)をした方もいらっしゃいましたね。
どちらが正しいとか間違っているとかは無いと思います。
自分の事なのに、自分だけで決める事が出来ない事でもあったり。
口から食事が取れなくなった場合どうするか?とか、特にご家族に高齢者がいらっしゃる場合、話しておいた方がよい話題だと思います、私はですが。
人によっては「そんな話をするなんて・・」とおっしゃる方も多くいらっしゃるので・・ね。
ヤリ貝
2019年 06月16日 19:34
間違いなく全ての人に平等に訪れる死‼️
を考えることは大事な事だと思います(^ ^)
える=^^=
2019年 06月16日 21:17
縁とはそういうものだにゃー=^^=
チャンスと縁はあちこちに落ちているものだけど、それに気が付くか気が付かないだけ=^^=
気がついたときに素晴らしい巡り会わせが待ってるんだにゃー=^^=
さんぽにすと
2019年 06月17日 08:46
>ヤリ貝さん
そう、お金持ちだろうが、貧乏人だろうが、
善人だろうが悪人だろうが平等に訪れるもの。
だから、話し合おうよ!ですね。
>える=^^=さん
どう感じるか?は違うだろうし、そんなの偶然じゃん!と思うのも勝手だから、
お!呼んでる~!と思ってる方が嬉しく楽しい。