(画像はイメージです)
「適齢期になったら結婚するのが当たり前」
「結婚したら子どもをつくるのが当たり前」
などという「常識」は
今も
過去のものになったとは
まだまだ言えないと思います。
「未亡人はしばらく泣き暮らしているのが当たり前」という
自分のイメージを押し付ける人たちも
まだまだいるのが
この記事を読んで
わかりました。
もう21世紀に入って
かなり経つのですが。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190615-00184753...
『ある日突然オタクの夫が亡くなったら?』の作者に聞いた、夫の逝去後に待ち受けていること(抜粋)
6/15(土) 20:00配信 レタスクラブニュース
きのうまで元気だった夫が、突然死んでしまった…。考えたくないけれど、誰の身にも「万一の事態」は起こりうること。ある朝、隣の部屋で夫が静かに死んでいたという体験を描いた『ある日突然オタクの夫が亡くなったら?』が話題を集めています。作者の こさささこさんと、シニア生活文化研究所所長の小谷みどりさんに実体験をリアルに語っていただきました。
■ 人が突然亡くなるのは、たいへんなことでした
マンガやアニメなどコンテンツ文化の研究者として大学で教べんをとり、家庭では2人の子どものよきお父さんだった、こささんの夫。その夫がある日突然亡くなるという衝撃を受けたとき、こささんが活用したのはツイッターでした。
「理由は子どもを守るためです。うちは夫がよく保育園の送り迎えをしていたので、突然来なくなると驚いて周囲もさまざまな憶測をしてしまう。事実がツイッターにまとまっていれば、子どもが聞かれることもないかなと思ったんです」
ただでさえたいへんな葬儀や各種手続きに加え、幼い子どもたちのケアと多忙を極めた日々。亡くなって3カ月は、思い出すのも苦しい時間でした。
「悲しいけれど、立ち止まっている暇がない。家族や周りの方に支えられて何とかここまできました。夫はおしゃべり好きな明るい人でしたが、もっといろんな話をしておけばよかったと思っています。お金やお墓のこと、もののことなど大事なことは何も話してなかった。彼が望むのはこれだろうかと、今も手探りしながら進んでいるところです」
■ 困ったこと
【写真を撮る習慣がなく、遺影が見つからなかった:こささん】
夫の写真がほとんどなくて、困って知人に募集をかけたんです。どうにか遺影が用意できたものの、ふさわしい写真が見つかるまでの道のりは予想外に険しかったですね。
【夫の交友関係が全然分からなかった:小谷さん】
親族以外、誰に夫の死を知らせるか迷いました。夫の携帯電話の連絡先を開いても、友人か仕事関係者なのか判断できず、自分が夫の交友関係をほとんど知らないことにがく然としました。
■ 遺品整理
【ものが多すぎて途方に暮れました:こささん】
夫はいわゆるオタク。職場にも家にも普通じゃない量のものがあり、遺品整理はとてつもなくしんどかった。たぶん本人は時間がなくてできなかったと思うけど、生きてるうちにリストを作ってもらえばよかった。寄贈するにもリストが必要で、それがまたたいへんな作業なんです。
【思い出は心の中にあるので何も残してません:小谷さん】
結局、私物は全部夫の姉に送りました。大量のネクタイは親族に。一つ一つ見ていると、思い出にふけってしまって片づけられないし、使ってくれる人がいたらそれでいいかなと思います。
■ 周囲との関係
【3カ月で人間関係が変わりますね:こささん】
3カ月ほど過ぎて冷静になると、人の本音が見えてきますね。夫と共通の知り合いもいましたが、交友関係はそれぞれ別のもの。私は私で、一からつくり直さなければいけないと分かりました。
【「未亡人」への偏見や圧力を知りました:小谷さん】
配偶者が死んで寂しいでしょ、楽しそうにしないほうがいいよ、みたいな雰囲気があって。夫が亡くなってから「私、悪いことした?」っていうくらい、あれこれいわれましたね。悲しんでいたほうが、みんな安心するんですよ。
■ 日々の暮らし
【子どものため、万一に備えるようになりました:こささん】
私に何かあっても子どもが困らないように、大事な書類やカード、通帳、印鑑、お薬手帳などを分かりやすくまとめました。信用できる人にパソコンや携帯電話のパスワードを伝えたり、携帯電話の緊急通報機能を娘に教えたり。携帯電話にもあらゆるパスワードを登録し、万一に備えています。
【悲しいけど、人生楽しむぞって考えてます:小谷さん】
悲しい、つらいといい続けても自分はきょうもあしたも生きなくてはいけない。それなら前向きに、悲しいけど夫の分まで2倍楽しく生きようと思いますね、私は。人はいつ死ぬか分からないから、会いたい人がいれば後回しにしない。死から何を学ぶかということです。
葬儀や各種手続きがたいへん、と考えている人は多いでしょうが、それとともに怒涛のように押し寄せてくる事柄はたくさんあります。それらとどう向き合ったか、率直に語ってくれた2人の体験から、備えと心積もりを学んでおきましょう。
コメント
える=^^=
2019年 06月15日 22:31
会社組織だと社会には敏感だからそれは薄れてると思うけど、たぶん自治会とか町内会などには未だに根深く残ってる気がする。
特に老人が多いところかな。
昔の価値観を押し付けるのは殆どが老人だと思うにゃー=^^=
しかもその老人がこれからますます増えていくから価値観のギャップもこれからますます激しくなっていくと思う(=^‥^=)ノ にゃー
もっさん
2019年 06月16日 10:38
未亡人は楽しそうにしてはいけないんですかね~?
何か手伝うわけでもない部外者に変な目で見られるのは
おかしなことだなぁと思います。
Yoshi
2019年 06月17日 10:39
日頃から最後を迎える時は整理整頓をしてから逝きたいとは思っていますが
それが いつなのかは わかりませんもんね
明日かもしれませんし・・・
うん 大切なことは準備しておこうかな~と思いました
kinchan2008
2019年 06月22日 22:15
>える=^^=さん
ひとつには
「昔はオレたちが老人の言うことを聞いてきたから、今度は若い奴らに言うことを聞かせる番」
と思っている人がいるように感じます。
どこかで連鎖を断ち切らないと。
kinchan2008
2019年 06月22日 22:16
>もっさんさん
今何世紀?って思いました。
日本はまだまだ未開ですね。
(ノД`)・゜・。
kinchan2008
2019年 06月22日 22:17
>Yoshiさん
そういう面でも参考になりますね。