きのう、ウォールに投稿したもの。「一緒に何かをする」と言っても、種類があるね。キャンプみたいなものならば、気と体疲れだけだから、まだ良い。一番しんどいのは、一緒に社会運動みたいな事をする事だろう。一人一人考えも見方も、性格も、違う。考え出される社会ヴィジョンも一人一人違う。しかも、大体、人間は自分中心に考えるから、そのような運動していると、一緒にしているはずの仲間がバカに見えたり、ひどい場合は反対者にも思えてくる。そして、大体がケンカ別れ。その極端な例がかつての新左翼同士の抗争ね。それは極端な例にしろ、一時、僕もＶＹＳ関係にのめり込み、そのような経験もあるわけだし。かつての脳性まひ者同士の抗争も。脳性まひ者たちも一人一人違うし。聞く所によると、ハンセン氏病運動家同士もそのような内紛がかなりあるとか。彼ら同士も一緒にはできないそうだ。
　もっとも、僕はそのような経験をし、また、観察もしてきたからこそ、個人でやるしかないと思い、いろいろしているわけだが。何故、人は一緒に運動できないのか、やっと判ってきた所です。過去の経験が生きているわけです。